Analytics ブロックは、限月のバー データを生成します。Analytics ブロックは、以下の内容に類似した標準バー チャートの数値的な表示を作成します。ユーザーは、バーの持続時間と、ブロックが保存するデータのローリング バー数を定義します。JP4T83各新規のバーが追加されると、最も古いバーは消えます。
注: 1つのアルゴに5つ以上の [Analytics] ブロックは使用できません。
Analytics ブロック機能は、ライブ取引環境とライブ-デモ取引環境でのみサポートされています。
注: Analytics ブロックはライブ取引環境-遅延と UAT 環境では使用できません。
Analytics ブロックは3つの入力を必要としています。
Analytics ブロック出力は、現在のバーの値と、配列の指定の指数のバーの値を出力します。使用可能な欄は以下のとおりです。
Analytics ブロックを追加する際、[Block Properties] パネルで [Number of Bars to show/store] 設定を指定します。この値は、ブロックがヒストリカルバー データを保存するのに使用する、配列の大きさを示しています。アルゴを開始する際、ブロックの配列がヒストリカル データと一緒に読み込まれます。ブロックの関連限月に取引が発生した場合、ブロックは現在のバー出力ポートを通じて値の出力を開始します (open、close 等)。
最初の間隔の最後に、ブロックは最初の間隔の値を配列指数 1 に保存します (open_1、close_1 等)。次の間隔が完了すると、配列指数 1 の値は配列指数 2 にコピーされ (open_2、close_2)、現在のバーの値は配列指数 1 に保存されます。この手順は配列が約定するまで続行します。保存バーの最大数に到達すると、ブロックは最も古いバーをドロップし、配列を下に方向転換して次のバーのデータのための空間を作ります。
例: Time [Analytics] ブロックには、CME 6E Mar20 限月の最新10個の1分バーのデータが含まれています。現在のバーの値と最新のバーの値を表示します。
Analytics ブロックの内容の上を反復して、各バーを出力するには、index ポートの出力を変更します。例えば、Loop ブロックを使用します。
例: Volume [Analytics] ブロックには、限月 CME ES SEP20 の10000枚ごとに対して最新10個の1分バーのデータが含まれています。現在のバーの値と最新のバーの値を表示します。
これらの指標に関する情報は、チャート部分と取引アプリケーションのテクニカル指標のヘルプ項目を参照してください。
ATR (アベレージ トゥルー レンジ) 指標は、時間足での「真の値幅」を算出、分析するものです。前期間の終値からの窓(ギャップ)も考慮に入れます。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
このテクニカル指標に関する詳細情報は、チャート部分と取引アプリケーションのアベレージ トゥルー レンジ のヘルプ項目を参照してください。
ボリンジャー バンド (BB) 指標は、銘柄の価格のまわりに、上部と下部にエンベロップを描線します。バンド幅は、値の移動平均からの標準偏差に基づいています。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
これらの指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分のボリンジャー バンド (BBANDS)のヘルプ項目を参照してください。
移動平均収束拡散法マックディ (MACD、Moving Average Convergence Divergence) は、これは「ファスト」(短期) と「スロー」(長期) の移動平均の差異に基づいています。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
fastPeriod: 速い移動平均に使用される期間数。
slowPeriod: 遅い移動平均に使用される期間数。
signalPeriod: シグナル計算に使用される期間数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
これらの指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の平均のヘルプ項目を参照してください。
単純移動平均指標は、限月の価格トレンドが上昇・下落のいずれであるかを決定します。各バーの選択欄の価格を追加することで、最新の指定のバー数の移動平均を計算します。そして期間数で合計を割り算します。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の移動平均のヘルプ項目を参照してください。
指数移動平均 (Exponential Moving Average) 指標は、単純移動平均指標に類似していますが、価格トレンドを計算する際に、最新の期間に大きな重点を置きます。古いバーの加重は指数的に減少します。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の移動平均のヘルプ項目を参照してください。
二重指数移動平均 (Double Exponential Moving Average) 指標は、指数移動平均指標に類似していますが、価格トレンドを計算する際に、最新の期間に大きな重点を置きます。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の移動平均のヘルプ項目を参照してください。
三重指数移動平均 (Triple Exponential Moving Average) 指標は、指数移動平均指標に類似していますが、価格トレンドを計算する際に、最新の期間に大きな重点を置きます。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の移動平均のヘルプ項目を参照してください。
加重移動平均 (Weighted Moving Average) 指標は、指数の経過とは反丹に、減少する算術経過で、古いバーのバンド値を加重させることで、限月の価格トレンドを分析します。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の移動平均のヘルプ項目を参照してください。
相対力指標 (RSI) は、市場の動きの底強さを測定します。RSI は、直前の足の終値から現在の足の終値の変化を使用します。RSI は、0 (過剰買い) から 100 (過剰売り) の範囲に位置するオシレーターです。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
これらの指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の RSIのヘルプ項目を参照してください。
標準偏差 (Standard Deviation) 指標は、ばらつきを測定するために使用される統計的計算です。取引では、この値はボラティリティとして知られています。低い標準偏差は、データ ポイントが平均に近づく傾向があることを示し、高い標準偏差はデータ ポイントが広範囲にばらつく傾向があることを示しています。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
period (期間): 計算で使用されるバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
この指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分の標準偏差のヘルプ項目を参照してください。
ストキャスティック オシレーターは、限月の現在の終値を、一定期間にわたる範囲と比較するモメンタム指標です。マーケットの動きに対するオシレーターの敏感度を低減するには、時間の期間を調整したり、結果の移動平均をとることで可能です。通常は、過剰の買いと過剰の売りのシグナルを生成するのに使用されます。
この指標は、以下の Analytics ブロックに追加します。
fastK_Period: 指標の現在値を計算する際に使用するバー数 (called %K)
slowK_Period: ファスト %K 値を平準化する際に使用するバー数。
slowD_Period: スロー %K 値を平準化する際に使用するバー数。
注全ての期間のパラメータ (period、fastK_Period、fastPeriod、slowPeriod、signalPeriod、slowK_Period、slowD_Period) は、最小値 2 と最大値 250 を許可しています。
これらの指標に関する詳細情報は、取引アプリケーション ヘルプのチャート部分のストキャスティック オシレーター ( STOCH)のヘルプ項目を参照してください。
ブロックをカスタマイズするには、[Block Properties] を更新します。
プロパティ | 説明 |
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名前 | ADL キャンバスのブロックの下に表示される名前。 |
表示または保存するバー数。 | 追跡するバー数。ブロックは最新のバー数を出力します。新規バーが追加されると、最も古いバーは消えます。最大: 250 |
露出バーの出力。 | 各バー期間に表示する出力ポート。有効値は以下のとおりです
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Indicator | Analytics ブロックで使用するテクニカル指標。これらの指標に関する詳細情報は、テクニカル指標を参照してください。 |