[Instrument] ブロックは、アルゴリズムで使用するための、取引所取引の銘柄や合成銘柄を識別する取引ブロックです。アルゴが、銘柄に関係する操作やマーケット データにアクセスできます。[Instrument] ブロックからの出力を、その他の取引ブロック (銘柄の ID やマーケット データへのアクセスが必要な [Order] ブロックや [Field] ブロックなど) に接続します。
以下の例は、[Instrument] ブロックがどのように [Order] ブロックと接続して注文を発注でき、[Field] ブロックと接続して買値を取得でき、[Market State] ブロックと接続して、取引所が立会かどうかを決定できるかを示しています。
例 [Instrument] ブロックは、プロパティで識別される銘柄をもっていて、その銘柄のマーケット データをアップストリーム ブロックに渡します。
アルゴリズムに対して柔軟性と再利用の手段を提供するために、ADL ではこれらの方法に銘柄を指定できます。
ブロックをカスタマイズするには、[Block Properties] を更新します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Name (名前) | ADL キャンバスのブロックの下に表示される名前。 |
Instrument (限月) |
ブロックに接続する既定の限月。 検索欄に文字を入力して限月を検索するか、銘柄検索を使って限月を識別することができます。 |
Type (タイプ) |
限月の指定に使用する方法
右クリック コンテキスト メニューを使用して設定するか、方法を変更することもできます。 |
口座 |
マーケット データへのアクセスや注文の送信に使用する口座を示します。 |