取引ブロック

取引ブロック

Market State ブロック

[Market State] ブロックは、マーケットが現在特定の状態にあるかどうかを確認でき、[Boolean] 値を出力できる取引ブロックです。例えばブロックを使って、マーケットがオープンかクローズ、または停止中であるかを表示できます。

取引所の「立会」状態を確認するようにプロパティに設定している [Market State] ブロックは、銘柄のマーケット データを受信します。銘柄データに含まれている取引所のステータスが、「オープン」に一致するので、[Market State] ブロックは [TRUE] の [Boolean] 値を [Order] ブロックに出力します。

[Market State] ブロックを使用する場合、アルゴの [Ignore Market State] オプションを有効化する必要があります。このオプションは既定で無効化されるので、アルゴリズムの [Instrument] ブロックにより記録されたマーケットが取引セッションにない場合、アルゴリズムが自動的に停止されます。ただし、[Market State] ブロックは通常の取引セッション外のロジックを執行する際に使用されるので、[Ignore Market State] オプションが無効化されると、[Market State] ブロックは非効果的としてレンダリングされます。

マーケット ステータスについて

[State] ドロップダウン メニューには、TT でサポートされているすべての取引所の、すべてのマーケット ステータスの完全リストが含まれています。特定のマーケットのステータスが取引所でサポートされているかどうかについては、特定の取引所に関する情報を参照してください。

ブロック プロパティ

ブロックをカスタマイズするには、[Block Properties] を更新します。

プロパティ 説明
Name (名前) ADL キャンバスのブロックの下に表示される名前。
State (ステータス)

確認する市場のステータス。