TT 注文タイプ

TT イフタッチ注文

TT イフタッチ注文

TT イフタッチ注文は、市場で指定した価格に到達または取引された際にトリガーされる注文です。イフタッチ注文は、トリガー価格の動作が反転する点を除いてストップ注文と類似しています。イフタッチ トリガー価格は、通常現在の市場より良い価格で設定されます。

イフタッチ買注文は通常、現在の直近値より下に発注されますが、イフタッチ売注文は現在の直近値の上に発注されます。

以下はトレイリング イフタッチ注文の例で、取引が発生し、選択した直近値で利用可能な枚数がある場合にトリガーされます。トリガーされると、TT イフタッチ注文は、直近値 (LTP) に相対する市場に 3ティックの子注文を発注します。

TT イフタッチ注文パラメータ

トリガー詳細パラメータ

  • トリガー値: 親合成注文をトリガーする価格を設定します。

    以下の値があります。
    • LTP (直近値): 直近値
    • Ask: 売値
    • Bid: 買値
    • 同サイド: 注文の買い/売りと同方向の気配値をトリガー評価します。
      • 買いの際は最良買値
      • 売りの際は最良売値
    • 反対サイド: 注文の買い/売りと逆方向の気配値をトリガー評価します。
      • 買いの最良売値
      • 売りの際は最良買値
    : 買値や売値の代わりに同サイドや反対サイドを使うと、買注文や売注文の個別のテンプレートを要件付ける代わりに、買注文か売注文のいずれかを発注する際に利用できる、1つの注文テンプレートを作成できます。

    ヒント: この値のドロップダウンが MD Trader の [Order Entry] (発注) パネルに追加されるので、フライアウト パネルを再起動しなくても、値を設定できます。

    : 注文テンプレートを指定するこの TT 注文タイプの カスタム操作ボタンをクリックすると (またはホットキーを使用すると)、テンプレートには希望の値がすでに定義されているので、これらの2つの欄は表示されません。ボタンを右クリックすると、これらのパラメータが表示されます。希望に応じて [編集] ボタンをクリックすると、変更を追加できます。

  • (Secondary Qty Trigger) (2番目の枚数トリガー): 以下に基づいて2番目のトリガー条件を設定します。
    • 価格タイプ パラメータが [LTP] の場合の執行枚数。
    • 価格タイプ パラメータが [Ask] の場合の最良売値の枚数。
    • 価格タイプ パラメータが [Bid] の場合の最良買値の枚数。
    枚数またはパーセント数を選択して、 >= を使用するかどうかを選択できます。 <= to the specified value.
  • Reset on revert: インサイド マーケットがトリガー値から離れている場合、取引枚数を 0 にリセットします。

    : このプロパティは、トリガー注文で、特定の枚数を特定の価格帯で約定待ちする際に使用します。銘柄がトリガー値を超えて取引されると、取引数量に関わらず注文がトリガーされます。
  • Trail (Ticks) (トレイル (ティック): 注文がマーケットを履歴する必要のある価格タイプからの追加ティック数を指定します。
  • 第二条件: 注文をトリガーする前に必要なオプションの条件。注文は、最初の条件と第二の条件が両方とも「TRUE」になった場合にのみトリガーされます。

    : 2番目の条件を指定する際、条件のうち1つが LTP トリガーを使用する必要があります。
    • トリガー値: 親合成注文をトリガーする価格を設定します。

      以下の値があります。
      • LTP (直近値): 直近値
      • Ask: 売値
      • Bid: 買値
      • 同サイド: 注文の買い/売りと同方向の気配値をトリガー評価します。
        • 買いの際は最良買値
        • 売りの際は最良売値
      • 反対サイド: 注文の買い/売りと逆方向の気配値をトリガー評価します。
        • 買いの最良売値
        • 売りの際は最良買値
      : 買値や売値の代わりに同サイドや反対サイドを使うと、買注文や売注文の個別のテンプレートを要件付ける代わりに、買注文か売注文のいずれかを発注する際に利用できる、1つの注文テンプレートを作成できます。
    • (Secondary Qty Trigger) (2番目の枚数トリガー): 以下に基づいて2番目のトリガー条件を設定します。
      • 価格タイプ パラメータが [LTP] の場合の執行枚数。
      • 価格タイプ パラメータが [Ask] の場合の最良売値の枚数。
      • 価格タイプ パラメータが [Bid] の場合の最良買値の枚数。
      枚数またはパーセント数を選択して、 >= を使用するかどうかを選択できます。 <= to the specified value.
    • Trail (Ticks) (トレイル (ティック): 注文がマーケットを履歴する必要のある価格タイプからの追加ティック数を指定します。
  • On trigger submit: 注文がトリガーされる際に発注する取引所ネイティブ注文のタイプを設定します。

    以下の値があります。
    • 指値注文 (Limit)
    • 成行注文 (Market)
  • Payup: 指値注文を発注するための特定の価格からの追加ティック数を指定します。正の値は、マーケットに近く、負の値はマーケットから離れていることを示しています。

    オフセットは以下の価格に基づいています。
    • LTP: 直近値
    • Ask: 最良売値
    • Bid: 最良買値
    • ストップ: トリガー値
    • 同サイド: 注文の買い/売りと同方向の気配値をトリガー評価します。
      • 買いの際は最良買値
      • 売りの際は最良売値
    • 反対サイド: 注文の買い/売りと逆方向の気配値をトリガー評価します。
      • 買いの最良売値
      • 売りの際は最良買値

    ヒント: この値の入力欄が MD Trader 発注パネルに追加され、フライアウトを再起動しなくても値が設定できます。

    : 注文テンプレートを指定するこの TT 注文タイプの カスタム操作ボタンをクリックすると (またはホットキーを使用すると)、テンプレートには希望の値がすでに定義されているので、これらの2つの欄は表示されません。ボタンを右クリックすると、これらのパラメータが表示されます。希望に応じて [編集] ボタンをクリックすると、変更を追加できます。

  • Limit price (指値価格): 子指値注文に価格を設定します。
  • With a Tick (ウィズ ア ティック): 反対のインサイド マーケットの利用可能な枚数が指定の枚数しきい値と同じかそれ以下の場合に、注文を1ティックマーケットに近づける ウィズ ア ティック動作に対してしきい値を設定します。

    枚数は以下のように指定できます。
    • [Qty] で、限月の絶対数を指定します。
    • [%] で、この注文の最初の枚数のパーセント数を設定します。
  • Auto-Resubmit Upon GTD Expiry: 子注文の TIF が Day (GTD) の場合のみ有効。子注文がセッションの終わりに完全に約定されない場合は、取引所は子注文の期限を切ります。マーケットが再開すると、有効期限が切れた際に、親注文は、同じパラメータで子注文を再送信します。

タイミング パラメータ

  • Start (開始): 注文を執行する開始の日付と時間を設定します。

    値には以下が含まれます。

    • [Now] (現在) で、注文を直ちに開始します。
    • [Time] (時間) で、注文を開始する日付と時間のピッカーを表示できます。
    • [Pre-open] (寄前) で、取引所により定義された寄前ステータスで注文を発注します。
    • [Open] で、取引所が取引セッションを開始した際に注文を発注します。
  • End: アルゴのロジックの執行を停止する時間を設定します。

    以下の値があります。
    • [GTC] は、取り消すまで約定待ち注文を残します。
    • [Time] は、注文を停止する日付と時間を選択するための、日時ピッカーが表示されます。
    • [Day] は、大引けまで約定待ち注文を残します。

    「終了時間」を選択し、終了時間に達すると、注文は削除され、指定の「終了操作」が子注文に適用されます。終了時刻 に達した際に、取引セッションが終了していると、取消要求が出来ずに、取引所に約定待ちの GTC 子注文が残ってしまいます。取引所が再開した際に、各自が責任を持ってこれらの注文を取消す必要があります。
  • At End Action: [終了] 時間に到達した際に、すべての未約定残枚数に行う操作を設定します。(カスタム終了時間にのみ表示)

    以下の値があります。

    • Cancel (取消): 全ての子注文を取消して注文タイプを停止します。
    • Go to Market (成行に変更): 既存の指値注文を取消して成行注文を発注します。これを選択すると、「Mkt Order Lmt ticks」オプションが表示されます。
    • Mkt Order Lmt ticks: 直近値からの追加ティック数を設定し、反対のインサイド マーケットを通じて指値注文を発注します。チェックボックスが有効の場合、全ての子注文は取消され、未約定枚数に対し、直近値からの設定したティック数の価格で指値注文が発注され、注文タイプはストップされます。チェックボックスが無効の場合、全ての子注文は取消され、未約定枚数に対し成行注文が発注され、注文タイプはストップされます。