TT マルチレベル ブラケット注文は限月でポジションを取得し、1つ以上の価格でエグジットできる注文チケット アルゴ (OTA) です。
注 注文チケット アルゴ (OTA) の概要に関しては、以下の ADL ヘルプを参照してください。https://library.tradingtechnologies.com/adl_ja/ac-order-ticket-algos.html
アルゴは、特定の価格帯で指値注文を発注することで送信されます。指値注文が約定すると、TT マルチレベル ブラケットはパーセント数の割り当てに基づいて約定価格から最大4価格帯まで自動的に OCO 注文を発注します。各価格帯で約定値からの距離を設定するか、各価格帯で割り当てる約定枚数のパーセント数を設定できます。必要に応じて OCO の1つの売買側のみで約定待ちすることもできます。
以下のウィジェットから TT マルチレベル ブラケット アルゴを起動できます。
アルゴはフライアウトで TT マルチレベル ブラケット注文パラメータを使って設定されます。
OCO 注文の場合、「LV1-4 %」欄を使って各価格帯で割り当てる約定済み枚数のパーセント数を設定します。入力する値は 「100」にする必要があります。でなければ親注文は自動的に一時停止してしまいます。例えば、2レベルに及ぶ OCO 注文のみを執行した場合、[LV1 %] と [LV2 %] は揃って 「100」に等しくする必要があります。他のレベルは 0 でも可能です。
レベルを設定した後、利益注文とストップ注文を発注するための、エントリ注文約定価格からのティック数を設定します。フライアウトで「Profit LV1-4」 と 「Stop LV-1」 パラメータを使って4レベルまで設定することができます。
まず開始する前に、取引する限月を選択し、[MD Trader] または [Order Ticket] で起動します。
注: [Autotrader] または [Algo Dashboard]からも OTA アルゴを起動することができます。
TT マルチレベル ブラケット注文を発注するには
[Order Ticket] (注文チケット) を使用する場合は、価格と枚数を入力して [買] または [売] をクリックします。
[Order Book] には TT マルチレベル ブラケット注文が表示され、[WrkQty] 列と [ExeQty] 列に約定待ち枚数と執行済み枚数が表示されます。また [SynthStatus] には、親注文のステータスが表示されます。
指値注文が約定すると、設定した価格帯で OCO 注文が発注されます。
注文一覧で約定待ち子注文が表示されます。
すべての OCO 注文が約定すると、アルゴは自動的に停止します。
[Algo Explorer] 画面から [TT Multi-Level Bracket] を選択し、TT マルチレベル ブラケット注文パラメータを設定します。また [Algo Dashboard] にて、注文の限月、価格、枚数、発注側を指定する必要があります。
[Autotrader] にて、[Choose an algo] (アルゴの選択) をクリックして 「TT マルチレベル ブラケット」を選択します。[Add row] をクリックして TT マルチレベル ブラケット注文パラメータを設定します。次に該当する各列のセルをクリックして、TT マルチレベル ブラケット注文の限月、価格、枚数、売買側を入力します。
TT マルチレベル ブラケット フライアウトでは以下のパラメータを利用できます。