リスク限度

リスク限度

ユーザーのリスク限度の設定

ユーザー リスク限度を設定するには

  1. [Settings] 画面にて [Apply Limits] (限度の適用) をクリックすると、口座またはユーザーの限度チェックを有効にできます。

    : [Apply Limits] (限度の適用) が有効の場合、ユーザーや親口座、子口座が取引を許可されている各銘柄や限月の限度を定義する必要があります。

    オプションで、[Apply Wholesale Limits] チェックボックスをオンにして、ホールセール注文にリスク限度を適用することができます。このチェックボックスがオンの場合、ホールセール注文の特定の欄に設定されている限度が適用されます。

    : ポジション限度は OTC/ホールセール取引に適用されません。

  2. [Limits] (限度) セクションにて [+Add] をクリックして、新規のリスク限度を作成するか、[Limits] (限度) セクションにて既存の限度を選択します。

    既存の限度を選択する場合、選択ユーザーや口座の限度タブ内で、[Copy] ボタンをクリックして、銘柄限度をコピーできます。

    新規のリスク限度を作成する際、[New Limit] ウィンドウの [Exchange]、[Product Type]、[Product]、[Contract] を選択して [Add Limit] をクリックします。

    : 銘柄を指定しない場合は、限度は、選択した取引所の、選択銘柄タイプの全銘柄の既定の限度が設定されます。限月を選択しない場合は、選択銘柄のすべての限月に、既定の限度が設定されます。

    銘柄限度設定が表示されます。

  3. 必要に応じて以下のリスク限度を設定します。
    • 全般

    • : リスク限度をすべての限月に適用する場合、以下のセクションが表示されます。

      Trade out allowed: 有効の場合、最大注文枚数、最大ロング・ショート ポジション、クレジット限度が超過して、限月のポジションをフラットにできます。この設定が有効の場合、口座レベルのリスク限度は無視され、ユーザーはポジションをオフセットできるようになります。自動手仕舞いはこの設定とは独立して機能します。既定で、このチェックボックスはオンで、トレードアウトが許可されます。

    • アウトライト

      • Trading Allowed: 選択した限月でアウトライトの取引ができるかを指定します。
      • Cancel allowed: これらの銘柄の注文が取消可能かを指定します。この銘柄で取引を制御し、注文の取り消しのみ許可する場合は、このオプションのチェックを有効にします。
      • Max order quantity: 限月で発注できる最大個別注文枚数の限度を指定します。この設定で、銘柄または取引所レベルで存在する最大注文枚数設定が指定変更されます。
      • Price reasonability: ユーザーが限月に対し発注できる市場価格からの距離を定義します。[Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。限度と売注文以上でかつマーケット以下で買注文を発注する際に、この設定を実行したい場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。この設定で、銘柄または取引所レベルで存在する価格妥当性設定が指定変更されます。詳細は、取引前の価格制御を参照してください。
      • Reject orders when there is no market data: マーケットがマッチング状態か非マッチング状態のいずれかにもかかわらず、マーケット データが利用できない場合に注文を拒否するには、このオプションをオンにします。既定で、マーケット データが利用できない場合でも注文は許可されます。
      • Price reasonability (ticks) during non-matching states (e.g., pre-open): この設定を有効にして、非マッチング取引所ステータス中に、価格の妥当性を適用できます。これを適用すると、価格チェックは成行価格として参考始値を使用します。それ以外は、価格チェックは注文の終値や清算値から最初に利用可能な価格を使用します。これらの価格が存在しない場合は、アルゴリズムはマーケット データがまったくないと想定し、[Reject orders when there is no market data] オプションに基づいて、注文を許可または拒否します。

        [Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

      • Near touch price reasonability (ニアタッチ価格妥当性): 注文が、最良買値や最良売値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
      • Far touch price reasonability (ファータッチ価格妥当性): 注文が、最良売値や最良買値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
    • スプレッドとストラテジー

    • : 全銘柄または1銘柄のすべての限月にリスク限度を適用する場合は、以下のセクションが表示されます。

      • Trading Allowed: 選択した限月でアウトライトの取引ができるかを指定します。
      • Cancel allowed: これらの銘柄の注文が取消可能かを指定します。この銘柄で取引を制御し、注文の取り消しのみ許可する場合は、このオプションのチェックを有効にします。
      • Max order quantity: 限月で発注できる最大個別注文枚数の限度を指定します。この設定で、銘柄または取引所レベルで存在する最大注文枚数設定が指定変更されます。
      • Price reasonability: ユーザーが限月に対し発注できる市場価格からの距離を定義します。[Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。限度と売注文以上でかつマーケット以下で買注文を発注する際に、この設定を実行したい場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。この設定で、銘柄または取引所レベルで存在する価格妥当性設定が指定変更されます。詳細は、取引前の価格制御を参照してください。
      • Reject orders when there is no market data: マーケットがマッチング状態か非マッチング状態のいずれかにもかかわらず、マーケット データが利用できない場合に注文を拒否するには、このオプションをオンにします。既定で、マーケット データが利用できない場合でも注文は許可されます。
      • Price reasonability (ticks) during non-matching states (e.g., pre-open): この設定を有効にして、非マッチング取引所ステータス中に、価格の妥当性を適用できます。これを適用すると、価格チェックは成行価格として参考始値を使用します。それ以外は、価格チェックは注文の終値や清算値から最初に利用可能な価格を使用します。これらの価格が存在しない場合は、アルゴリズムはマーケット データがまったくないと想定し、[Reject orders when there is no market data] オプションに基づいて、注文を許可または拒否します。

        [Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

      • Near touch price reasonability (ニアタッチ価格妥当性): 注文が、最良買値や最良売値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
      • Far touch price reasonability (ファータッチ価格妥当性): 注文が、最良売値や最良買値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
    • 銘柄間スプレッドとストラテジー

    • : 全銘柄または1つの銘柄間スプレッド・ストラテジーにリスク限度を適用する場合は、以下のセクションが表示されます。

      • Trading Allowed: 銘柄のスプレッドやストラテジーが取引可能かどうかを指定します。この銘柄で取引を制御し、この銘柄の特定の限月での取引を許可する場合、このオプションのチェックを解除します。
      • Cancel allowed: これらの銘柄の注文が取消可能かを指定します。この銘柄で取引を制御し、注文の取り消しのみ許可する場合は、このオプションのチェックを有効にします。
      • Max order quantity: 特定の銘柄、銘柄タイプ、限月のスプレッドまたはストラテジーに入力できるように、最大個別注文枚数に限度を指定します。
      • 既定でこの設定は空白になっていて、口座には最大注文限度は課されていません。

      • Price reasonability: ユーザーが限月に対し発注できる市場価格からの距離を定義します。[Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。限度と売注文以上でかつマーケット以下で買注文を発注する際に、この設定を実行したい場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。詳細は、取引前の価格制御を参照してください。
      • Reject orders when there is no market data: マーケットがマッチング状態か非マッチング状態のいずれかにもかかわらず、マーケット データが利用できない場合に注文を拒否するには、このオプションをオンにします。既定で、マーケット データが利用できない場合でも注文は許可されます。
      • Price reasonability (ticks) during non-matching states (e.g., pre-open): この設定を有効にして、非マッチング取引所ステータス中に、価格の妥当性を適用できます。これを適用すると、価格チェックは成行価格として参考始値を使用します。それ以外は、価格チェックは注文の終値や清算値から最初に利用可能な価格を使用します。これらの価格が存在しない場合は、アルゴリズムはマーケット データがまったくないと想定し、[Reject orders when there is no market data] オプションに基づいて、注文を許可または拒否します。

        [Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

      • Near touch price reasonability (ニアタッチ価格妥当性): 注文が、最良買値や最良売値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
      • Far touch price reasonability (ファータッチ価格妥当性): 注文が、最良売値や最良買値より上にティック数やパーセント数を設定できるようにします。例えば、取引前の高度価格制御を参照してください。
      • 必要に応じて [Wholesale Outrights] に限度を設定します。

        • Trading Allowed: 銘柄のスプレッドやストラテジーが取引可能かどうかを指定します。この銘柄で取引を制御し、この銘柄の特定の限月での取引を許可する場合、このオプションのチェックを解除します。
        • Cancel allowed: これらの銘柄の注文が取消可能かを指定します。この銘柄で取引を制御し、注文の取り消しのみ許可する場合は、このオプションのチェックを有効にします。
        • Max order quantity: 特定の銘柄、銘柄タイプ、限月のスプレッドまたはストラテジーに入力できるように、最大個別注文枚数に限度を指定します。
        • Price reasonability: スプレッドやストラテジーに対し、注文を発注できる市場価格からの距離を定義します。[Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。限度と売注文以上でかつマーケット以下で買注文を発注する際に、この設定を実行したい場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。
        • Price reasonability (ticks) during non-matching states (e.g., pre-open): 非マッチング取引所ステータスの間に価格妥当性を提供するにはこの設定をオンにします。これを適用すると、価格チェックは成行価格として参考始値を使用します。それ以外は、価格チェックは注文の終値や清算値から最初に利用可能な価格を使用します。これらの価格が存在しない場合は、アルゴリズムはマーケット データがまったくないと想定し、[Reject orders when there is no market data] オプションに基づいて、注文を許可または拒否します。

          [Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

      • 必要に応じて [Wholesale Spreads/Strategies] に限度を設定します。

        • Trading Allowed: 銘柄のスプレッドやストラテジーが取引可能かどうかを指定します。この銘柄で取引を制御し、この銘柄の特定の限月での取引を許可する場合、このオプションのチェックを解除します。
        • Cancel allowed: これらの銘柄の注文が取消可能かを指定します。この銘柄で取引を制御し、注文の取り消しのみ許可する場合は、このオプションのチェックを有効にします。
        • Max order quantity: 特定の銘柄、銘柄タイプ、限月のスプレッドまたはストラテジーに入力できるように、最大個別注文枚数に限度を指定します。
        • Price reasonability: スプレッドやストラテジーに対し、注文を発注できる市場価格からの距離を定義します。[Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。限度と売注文以上でかつマーケット以下で買注文を発注する際に、この設定を実行したい場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。
        • Price reasonability (ticks) during non-matching states (e.g., pre-open): 非マッチング取引所ステータスの間に価格妥当性を提供するにはこの設定をオンにします。これを適用すると、価格チェックは成行価格として参考始値を使用します。それ以外は、価格チェックは注文の終値や清算値から最初に利用可能な価格を使用します。これらの価格が存在しない場合は、アルゴリズムはマーケット データがまったくないと想定し、[Reject orders when there is no market data] オプションに基づいて、注文を許可または拒否します。

          [Ticks] 欄を使てマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

      : ポジション限度は内部銘柄ストラテジーには設定できません。アウトライト銘柄には設定できます。

  4. [Save Changes] (変更の保存) をクリックします。
  5. ユーザーの限度を除去するには、[Limits] セクションの限度を選択して [Remove] をクリックします。