リスク限度

リスク限度

取引前の価格制御

価格制御機能を使って、管理者は、市場価格からどのくらい離れてユーザーが注文を発注できるかを設定できます。定義されている価格帯外で発注された注文は拒否されます。

選択したユーザーの [User] - [Limits] タブには、取引前の価格制御が含まれています。 [Ticks] 欄を使ってマーケットからの追加ティック数を設定でき、[Percent] 欄を使って現在の価格からの追加パーセント数を設定できます。

市場以下の指値と売注文以上で買注文に対して価格の妥当性を施行する場合は、[Aggressive only] オプションを選択します。管理者として、[Aggressive only] チェックボックスをオンまたはオフにすることで、静的範囲や方向性範囲に対してティック数を設定することができます。

  • 静的範囲 (オプションをオフ): 買注文と売注文は設定した価格帯内にする必要があります。定義されている価格帯外で発注された注文は、すべての TT 注文ルーティング アプリケーションで拒否されます。
  • 方向性範囲 (オプションをオン): 買注文は、最大値以下で、売注文は最小値以上である必要があります。定義されている価格帯外で発注された注文は、すべての TT 注文ルーティング アプリケーションで拒否されます。

価格チェックの概要

価格チェックは、買値売値の間に該当する限り、市場価格として直近値を使用します。それ以外は、価格チェックは買値売値の中間値を使用します。買値売値が両方とも利用可能でない場合、価格チェックは注文の売値買値清算値終値から最初に利用可能な価格を使用します。

価格チェックは以下のように実行されます。

  • 価格チェックは、注文が執行される際に、新規注文と既存注文の両方のすべての実際の注文で実行されます。
  • 価格チェックは、合成注文や親注文では実行されません。
  • 取引所が取引するスプレッドやストラテジー注文については、スプレッド値やストラテジー値に基づいて価格チェックが適用されます。注文に複数のレッグが含まれている場合は、各レッグにチェックが適用されます。
  • 価格チェックは X_Block を通じて送信された NYSE Liffe ブロック注文には適用されません。
  • 価格チェックは、インプライド価格機能には適用されず、取引所価格にのみ適用されます。

例: 静的価格範囲制御

この例では、管理者は 4 ティックの価格制御でユーザーを設定し、範囲は方向性でないと指定しました。現在の直近値が 2.0 の場合、ユーザーは 0.0 以上(価格帯の低値)と 4.0 以下 (価格帯の高値) の注文のみ発注することができます。他のすべての注文はソフトウェアにより拒否されます。

例: 方向性価格範囲制御

この例では、管理者は 4 ティックの価格制御でユーザーを設定し、範囲は方向性でないと指定しました。現在の直近値が 2.0 の場合、ユーザーは 4.0 以下(価格帯の高値) の買注文と 0.0 以上 (価格帯の高値) の売注文のみ発注することができます。他のすべての注文はソフトウェアにより拒否されます。

取引前の価格制御の有効化と設定

取引前の価格制御を有効にするには、ユーザーのリスク限度の設定を参照してください。