リスク限度

リスク限度

注文のクロス回避

TT プラットフォームの注文のクロス回避 (Order Cross Prevention) には、会社でトレーダーが不注意または意図的に、他のユーザーが取引している口座と同じ口座で取引しないように、幾つかの方法が含まれています。TT の Setup アプリケーションでは、クロス注文の回避機能 (Avoid Orders That Cross (AOTC)) を有効化できて、口座ごとに異なった AOTC ルールを選択して、取引所で注文のクロスを回避できる機能をリスク管理者に提供しています。

注文のクロス回避ルール

口座を作成する際、口座ごとに次の注文のクロス回避ルールを選択して、取引所での注文のクロスの発生を回避できます。

  • Not Applied: 注文のクロス回避ルールがまったく口座に適用されていないことを示しています。
  • Reject New: 同じ口座または口座ツリーで既存注文を約定させる可能性のある新規注文を拒否します。指値注文とネイティブ アイスバーグ注文にのみ適用されます。
  • Cancel Resting (wait for ACK): 既存注文の取消要求を取引所に送信します。取引所が要求を確認して注文を取り消した際に、新規注文を送信します。指値注文とネイティブ アイスバーグ注文にのみ適用されます。
  • Position Transfer: マッチングが検出されると、既存注文は取り消されるか、または約定待ち注文枚数がアグレッシブ注文の枚数分により減少されます。約定は TT により作成され、口座に送信されます。アグレッシブ注文が既存注文よりも大きい場合、この通知が取引所に送信されます。ポジション トランスファーの機能に関する詳細は、ポジション トランスファーを参照してください。

  • Position Transfer (if resting order is best bid/offer): このルールは、注文が現在の最良買/売値で既存注文を約定させる可能性がある場合のみ、内部マッチングが発生するという点を除いて、[Position Transfer] と同様に機能します。

    : このルールを使用する場合、アグレッシブ注文の送信途中に、既存の注文が取引所でマッチして約定される可能性があります。

会社の口座内や口座間でクロスする注文に対し、口座レベルで注文の既定の操作を設定できます。

注文のクロス回避は親口座に設定し、親口座に関連する副口座 (子口座) で継承されます。親口座が別の会社と共有される場合、共有会社は、共有先会社の子口座に注文のクロス回避を設定するかどうかを決定できます。

ポジション トランスファーのルール

ポジション トランスファーのルールは、罰金が課されないようにセルフマッチングができないようにし、潜在的なクロスのため注文の拒否を取り除きます。詳細は、ポジション トランスファー を参照してください。