リスク限度

リスク限度

オプションのポジション限度の例

オプションは、リスク チェックに関しては先物と同じように扱われています。ポジション限度チェックと証拠金の計算を行う際に、コールとプットは別の銘柄として扱われてます。これは指定されたオプション銘柄にて、コールを買いプットを売っても、銘柄レベルで相互にオフセットされないことを示します。最大オプション ポジションと最大ロング/ショートは追跡され、銘柄のコールとプットに別々に適用されます。

銘柄ごとのオプションの最大ポジション限度例 1

トレーダーは1つのポジション限度をもっていて、GE 銘柄の 10 個のオプション最大ポジション (ネット) をもっています。口座はすでに 9500 のストライク値で5個の GE Jun19 コールの買発注に使用されました。口座は以下のうちいずれか1つに使用できます。

  • ロング10の GEオプション最大ポジション制限に達するまで、(任意のGEオプション限月に対して)最大5枚までのGEコールまたはプットの買注文を発注します。
  • ショート10のGEオプション最大ポジション制限に達する前に (任意のGEオプション限月に対して) 最大15枚のGEコールまたはプットの売注文を発注します。

オプションと先物の最大ポジション限度: 例 2

口座には、GE 銘柄の、5 個の限月ごとの最大ポジション限度の、1つのポジション限度があります。口座はすでに 9500 のストライク値で5個の GE Jun19 コールの買発注に使用されました。口座は以下の内容に使用できるようになりました。

  • 特定の銘柄にて、5個の GE ストラテジー最大ポジション限度に到達する前に、限度5個の GE コールを買うか (9500 の GE Jun19 コール以外)、任意の GE オプション銘柄の GE コール5個まで売ります。

オプションと先物、先物スプレッドのポジション限度間では、相互関係はありません。先物や先物スプレッドを取引する際は、オプションのポジションも、その逆もオフセットしません。