TT OCO 注文管理アルゴ (OMA)
TT OCO 注文管理アルゴ (OMA)
注: TT OCO 注文管理アルゴ ( OMA )は、[Order Book] (注文一覧) や [Floating Order Book] (簡易注文一覧) からのみアクセスできます。
[TT OCO Order Management Algo] (OMA) を使って、[Order Book] で2つの約定待ち注文を選択できて、OCO (Order Cancels Order) OMA を注文に適用できる機能を提供しています。1つの注文が完全約定すると、もう1つの注文は取り消されます。1つの注文が部分約定すると、もう1つの注文枚数はそれに応じて減少します。TT OCO OMA を使って、子注文の1つの取引ステータスが変化した際に注文を取り消すかどうかを選択することもできます。
TT OCO OMAは、異なった銘柄や枚数を使用しているかどうかに関わらず、既存の注文に対して作動します。例えば、5枚の BRN Dec17 限月の約定待ち注文と、10枚の CL Dec17 限月の注文に OCO アルゴを適用することができます。
TT OCO OMA の例
以下は、異なった枚数を持つ ZB Sep17 限月の2枚の約定待ち注文から OCO 注文を作成する例を示しています (10枚の買注文と6枚の買ストップ注文)。
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この TT OCO OMA は、6枚の注文が完全に約定すると、10枚の残枚数を削除します。
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TT OCO OMA パラメータ
TT OCO OMA は、以下のパラメータを使用します。
- Delete orphan: 少量の枚数をもつ注文が完全約定した際に、大量の枚数の注文の残枚数を取消すかどうかどうかを指定します。
常に、OCO OMA 子注文のいずれかの約定待ち枚数がゼロになった場合、他の注文は「孤児」と考慮されます。このパラメータが [TRUE] の場合は、約定待ち枚数に関係なく、残りの注文は削除されます。
- Enforce Mkt State: 子注文の1つの取引ステータスが [Open] 以外のステータスに変わった場合、OCO 注文とその子注文を削除するかどうかを指定します。
銘柄の取引ステータスが取引不可のステータスに変わった場合、また [Enforce Mkt] が有効化されている場合、両方の注文が削除されます。
- TTOrderKey: 選択した約定待ち注文の TT Order ID。
- Ignore Market State: (取引ステータスを無視)親 OCO OMA を発注する際に、取引ステータスを無視するかどうかを指定します。
- Instance name: (インスタンス名)このアルゴ インスタンスのオプション名。
- Co-location: このアルゴを実行する Algo Server の場所。
[Co-location] ドロップダウンは、選択したアルゴの既定の限月の市場に基づいて値が投入されます。これはまた、すべての限月が同じ市場からのものである場合、複数の限月を定義する際に値が投入されます。
- Disconnect action: (切断操作)クライアントが TT への接続を喪失した際にとる操作:
- [Leave] (残す) で、アルゴが通常通り実行を続けることができます。
- [Pause] (停止) で、手動で再起動するまでアルゴを保留できます。
- [Cancel] (取消) で、アルゴを取消すことができます。
注: [Preferences] (ユーザー設定) で、既定の切断 (Disconnect) 操作を設定することができます。