ADL の合成注文アルゴ (SOA) は、TT 注文タイプのように発注時に起動される注文チケット アルゴ (OTA)に類似しています。ただし、SOA は3つの点で OTA とは大きく異なります。
OTA と同様、合成注文アルゴ (SOA) は、[Instrument] ブロックの [Type] プロパティを [Order Instrument] に設定することを必須づけています。さらに、[Number] ブロックの [Variable Type] プロパティを [Order Quantity] に設定する必要があります。
SOA が展開されると、以下のように注文タイプ値の一覧に表示されます。
SOA で発注された親注文と子注文の両方が [MD Trader] ウィジェットに表示されます。アルゴの作成者が ADL で [Synthetic Algo Order (SOA)] 設定を有効化すると、[Show algo order on ladder] 設定は自動的に有効化されます (そして無効化することはできません)。
合成アルゴ注文 (SOA) を送信する際、最初に注文には、親注文の約定待ち枚数は 0 と、非公開枚数には * が表示されます。子注文は通常の約定待ち注文として表示されます。子注文が SOA 親注文として同じ価格帯で発注されると、約定待ち注文には、その価格帯で発注されたすべての子注文の合計約定枚数が反映されます。子注文が別の価格帯で発注されると、親注文の約定待ち枚数は 0 が表示されます。
(1) 同じ価格帯で取引所子注文を含んだ SOA 親合成注文注: 親注文の発注済み枚数を表示するには、注文を中央クリックして [Floating Order Book] を表示します。
注: SOA が最初の子注文の送信を遅らせると、SOA 親注文の約定待ち枚数は、最初の子注文が発注されるまで 0 の状態を保ちます。