ヘルプライブラリのすべてのサンプルは、ADL でロジックの異なった部分を作成する方法について、ユーザーに参考として提示することを目的としています。実動環境でサンプルを使用する場合は、各自でリスクを負っていただくこととなります。
以下の 「Profit or Scratch」アルゴは、OTA (注文チケットアルゴ) です。このサンプル アルゴはインサイド マーケットで作動するように設計されています。注文を発注すると、アルゴはその価格で利用可能な枚数を監視するので、枚数がスクラッチしきい値を下まわった場合、注文は撤回されます。
この例では、ユーザーは以下のパラメータを設定します。
アルゴは、約定が達成できた際に、利益取得の注文を自動的に発注します。注文は約定価格からユーザー定義のティック数で発注されます (利益ティック)。
ポジションを持っている場合に発注価格での枚数がスクラッチしきい値を下まわった際、アルゴはすべての未約定の利益取得注文をスクラッチしようとします。
一度作成されると、[MD Trader]、[Market Grid] (銘柄情報)、[Algo Dashboard] から子のアルゴを起動できます。
注: スクラッチしきい値と価格が見逃されると、注文は発注価格で約定待ちを続けます。そして注文は手動で操作できます。