ポジション設定とクレジット限度設定を行うには
Persist LME rolling contract positions in the rolling contract instead of into the underlying instrument at reset: 毎日のリセット時間に、LME ローリング限月を現物ポジションにロールさせるか、新規の限月にロールさせるかを定義します。
既定でこのオプションはオフになっていて、LME のポジション ローリング限月は毎日のリセット後に現物銘柄に一覧されます。オプションがオンの場合、LME ローリング限月のポジションは新規の LME ローリング限月にロールされます。
既定でこのパラメータはオフになっています。[Create start-of-day (SOD) records] を有効にして初めてこのパラメータをオンにできます。[Create start-of-day (SOD) records] がオフの場合はオフになります。
Override position reset time: 口座のリセット時間を定義します。このオプションをオフにして、取引所のポジションリセット時間を自動的に使用できます。ポジション リセットの時間を1つ選ぶには、上書きオプションをオンにして、時間と時間帯を設定します。
注: 親レベルの上書き設定がすべての子口座に適用されます。親口座に [Override position reset time] が有効化されている場合、子口座を、親口座のポジションリセット時間とは異なるリセット時間に設定できません。
これで必須のポジション リセット時間を設定します。[Create start-of-day (SOD) records] オプションがオンであるかどうか、またクレジット限度が適用されているかどうかに関わらず、ポジションはリセットされます。
既定でリセット時間は 0:00:00 です。時間帯は既定で設定されていませんが、変更を保存する前に時間帯は必須です。これで、マッチングが発生する地域による、取引所のロールオーバー時間と調整させる必要のない、24 時間の完璧な取引サイクルが可能になります。ポジション リセット時間は設定可能であり、たとえクレジット リスク設定が口座やユーザーに無効化されていても、そのリセット時間が適用されます。
セッションがリセットすると、以下の内容が実行されます。
Apply P/L & Margin: マージンと損益の両方が取引セッションごとにクレジット チェックに両方含まれる場合、[利用可能なクレジット = 1日のクレジット+/- 損益 - マージン] となります。クレジットが以下の2つの方法のうち1つで毎日更新される場合、残高としてこのオプションを選択してください。会社により手動で、または MTM (Mark-to-market) で自動的に、損益に今日のクレジットを追加し、清算値で前日のポジションを示します。
注文の発注時に、マージンは最悪時に基づいて計算され、約定待ちの不均衡スプレッドやアウトライト注文、最悪時のアウトライト ポジションにアウトライト マージンを適用させます。スプレッド ストラテジーのマージンが約定待ちの均衡スプレッドに適用され (Sep 16の1枚のロング ポジションと Dec 16 の1枚ショート ポジションは、一度、現在のスプレッド マージン値が必要です)。新しい注文により、利用可能なクレジットが 0 以下の値に落ちた場合、約定した注文が結果として、任意の銘柄の総額やネット ポジションを引き上げずに、すべての影響を受ける限月でポジションを減少させることにならない限り、注文は拒否されます (この場合トレードアウトの許可を有効にする必要があります)。
[Credit Loss Adjustment Settings] (クレジット損失の調整設定) セクションにて、以下の内容を設定します。
[When credit loss is] 設定を有効にして、利用可能クレジットが特定のパーセント数以下に落ちた場合にとる操作を設定します。この機能は既定では無効になっています。この設定を有効化する場合は、テキスト欄に一日のクレジットのパーセント数 (損益を含む) として、クレジット限度しきい値を入力します。クレジット限度しきい値に違反した場合は、取引後リスク管理操作が口座にトリガーされます。既定では 100% となります (一日のクレジット残高なし)。
注: 以下の取引所では、自動手仕舞いオプションはサポートされていません。(ASX、BrokerTec、eSpeed、HKex、KCG、LME)
[When credit loss is] 設定を有効化する場合は、以下の取引後リスク管理オプションの中から選択できます。
チェックボックスをオンまたはオフにして、このオプションを有効化または無効化します。[Cancel Working] がオフの場合、このオプションは灰色表示になります。取引が手仕舞いにより一度無効化されると、その口座での取引を再開するには、充分なクレジットを追加する必要があります。そして、[Account] - [Settings] タブの 「取引の無効化 (自動手仕舞い)」を手動でオフに設定します。
注: クレジット損失操作の機能が無効化されていて、「口座の手仕舞いユーザー」が会社に割り当てられていない場合は、自動手仕舞いは機能しません。口座手仕舞いユーザーの割り当てを行うには、[Manage Auto-Liquidation User] (自動手仕舞いユーザーの管理) をクリックします。クレジット損失操作が無効化されていると、以下のメッセージが表示されます。
注: これらの欄は、GMI 形式での口座キャッシュ残高 (Account Cash Balance) のアップロードをサポートするために使用されます。