口座

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副口座での注文タグのロック

会社の管理者として、[Apply to all sub-accounts] チェックボックスを使って取引所ごとに特定の口座欄で値をロックできます。この設定は、[Accounts] - [Exchanges] タブを使って適用するか、[Order Tag Defaults] タブを使って注文プロファイルを設定することで適用できます。

例えば、ブローカーが特定の取引所の取引所メンバーシップを持っていない場合で顧客が発注を希望する場合、ブローカーは持ち越しブローカーと調整して、取引所のアクセス許可を顧客に提供できます。持ち越しブローカーとの調整をサポートするため、[Setup] では、紹介ブローカーやその顧客と共有する口座で設定する設定値をロックできる機能を提供しています。

すべての副口座の例への適用

[Accounts] - [Exchanges] タブで口座ごとの取引所の認証情報を設定する際、[Apply to all sub-accounts] チェックボックスを使って画面の各欄で値をロックすることで、紹介ブローカーと顧客は取引所に異なった値を送信できなくなります。

この例では、持ち越しブローカーの会社管理者は [Accounts] - [Exchanges] - [EEX] 画面で、[Apply to all subaccounts] のチェックをオンにして、MiFID II 欄で値をロックします。

持ち越しブローカーの注文タグ設定の例

以下の例では、持ち越しブローカーや紹介ブローカーとして注文タグ既定を設定する方法を説明しています。また既定の設定に基づいて、どの欄の値が取引所に送信されるかを表示しています。

これらの例では、持ち越しブローカーは「12345」という口座を作成し、「12345」の共有親口座に対して「12345A」や「12345B」の副口座を作成した、紹介ブローカーと共有します。

例 1

この最初の例では、持ち越しブローカーは口座「12345」に対し [Order Tag] 設定を行い、CME の先物銘柄のすべての注文に対し、[CTI] 値を [Customers] に設定します。持ち越しブローカーは [Apply to all sub-accounts] 設定のチェックをオンにします。

保存済みの注文タグ設定はデータ グリッドに表示されます。

持ち越しブローカーは、口座「12345」を紹介ブローカーと共有します。この紹介ブローカーは、[On Behalf of Others] の [CTI] 値と CME 先物銘柄に対し設定した、注文タグ設定を使って共有口座に対し、副口座「12345A」を作成しました。

ただし、注文タグ設定が保存されると、[Restrictions] 列には、持ち越しブローカーにより親口座で CTI 欄がロックされたことが表示されます。

: ワイルドカード文字「*」は、紹介ブローカーが副口座で設定できますが、ロックされた CTI 欄の値は変更できません。注文が口座 「12345A」で送信されると、取引所に送信される TI 値は [Customers] になります。これは、同じ注文タグキー欄の 「CME」と「Futures」の組み合わせに対し、持ち越しブローカーがこの値を設定するからです。

例 2

この例では、持ち越しブローカーは、OSE 先物銘柄すべてを取引するのに「Autospreader」に [Algo Type] を設定した口座「12345」に対し、注文タグ設定を作成します。持ち越しブローカーは [Apply to all sub-accounts] 設定のチェックをオンにします。

保存済みの注文タグ設定はデータ グリッドに表示されます。

紹介ブローカーは、共有親口座に対し副口座「12345B」を作成し、OSE の取引に対して注文タグ設定を設定します。1つの注文タグ設定に、[Algo Type] が「Autospreader」に設定され、別の注文タグ設定では、[Algo Type] が「*」に設定されます。両方の注文タグ設定は OSE の先物銘柄の取引のためのものです。清算口座欄にはすべてのアルゴタイプに対して「AAA」が設定され、Autospreader 注文に対しては「BBB」が設定されます。

: 持ち越しブローカーは特に [Algo Type] キー欄を [Autospreader] に設定します。これにより紹介ブローカーの 「BBB」の清算口座値は同じアルゴ タイプや取引所 (OSE)、銘柄タイプ (先物) のキー欄の組み合わせに対して使用できなくなります。ただし、[Algo Type] が「*」 (任意の値) に設定されていると、紹介ブローカーは清算口座を「AAA」に設定して、この値を取引所に送信できます。

例 3

この次の例では、紹介ブローカーの顧客が副口座を作成して、持ち越しブローカーの CME のメンバー認証情報を使用します。上の「例 1」と同様で、紹介ブローカーは、持ち越しブローカーと共有した親口座「12345」に対して、副口座「12345A」を作成します。この持ち越しブローカーは [Apply to all sub-accounts] 設定をオンにすることで、「Customers」の CTI 欄値をロックしました。

紹介ブローカーは、CMEで取引するための副口座「C_12345」を作成した顧客と、「12345A」口座を共有します。顧客は、[Member Trader] の [CTI] 値を使って、口座 [C_12345] に対して注文タグ設定を作成します。

: 注文タグ設定を保存した後、[Restrictions] 列に表示されているように、顧客の 「Member Trader」の [CTI] 値は使用できません。口座 「12345」で [Apply to all sub-accounts] 設定を使用することで、同じ取引所や銘柄タイプのキー欄の組み合わせに対し、持ち越しブローカーは「Customers」の CTI 値をロックします。顧客が CME using 口座 「C_12345」を使って CME に注文を送信する際、[Customers] の [CTI] 値は取引所に送信されます。

例 4

この注文タグ設定の例では、紹介ブローカーはこれで自分の CME メンバーシップを所有しているので、持ち越しブローカーの口座「12345」を使用せずにすみます。紹介ブローカーは顧客と「12345A」を共有したので、この口座は今や階層で親口座となりました。

: 顧客が CME ES futures with 副口座 「C_12345」で CME ES 先物に対し注文を発注すると、親口座 「12345A」からの [On Behalf of Others] の CTI 値が取引所に送信されます。顧客の [Order Tag Defaults] グリッドの [Restrictions] 列には、親口座で CTI 値がロックされていることが示されています。