会社の管理者として、[Accounts] - [SOD/Credit] タブの設定を使用して以下の内容を実行します。
TT システムの「ポジション リセット」機能は、取引所のセッション ロール時間で自動的にリセットされるように、または管理者が定義した特定の時間でリセットされるように、24時間のシームレスな取引期間を提供しています。取引日ごとのポジション リセット時間に、直前の取引日からの約定は注文一覧から除去され、オプションで清算時に価格設定される SOD 記録に変えれます。
注: TT のポジションのリセット機能は、すでにクローズされた取引所セッションの約定に基づいて (クローズ以降の取引セッションで発生した約定ではなく)、口座でユーザーのポジションを計算します。ポジション リセットの指定変更を使う場合、TT では口座の最後の取引所取引セッションのクローズ後にポジション リセット時間を設定することをおすすめしています。
既定で、各取引所のセッション ロール時間に各取引所で、新規の口座のポジションがリセットされます (TT での設定)。例えば、米国中央時間 16:37 に、CME 銘柄のポジションがリセットされ、17:30 CST ICE 銘柄ポジションがリセットされます。この既定モードを使うと、1つのリセット時間を設定しなくても、ユーザーは安心して複数のマーケットを取引できます。さらに管理者は、階層のすべての口座に適用される時間と時間帯を選択して、既定のポジション リセット時間を選択できます。これで、管理者は特定のリセット時間を選択できます。というのは通常会社は、取引所に印を付けた後、口座のクレジット設定を毎日リセットさせるからです。
口座に関しては、TT セッションの最初に、[Available Credit] (利用可能クレジット) が口座レベルの1日の限度 (Daily Limit) 設定に設定されます。口座に [Create start-of-day (SOD) records] が有効化されている場合、直前の取引所セッションからのポジションが SOD 記録に変換され清算時に価格設定されます。口座に [Create start-of-day (SOD) records] が無効化されている場合、直前のセッションからのポジションは含まれません。
[Create start-of-day (SOD) records] 設定は、口座の階層にかかわらず、口座ごとに実施されます。親口座のみに SOD が有効化されている場合、子口座からの SOD は親ポジションの一部として表示されます。子口座もまた SOD 記録を生成しますが、管理者として、これらの口座に対し [Create start-of-day (SOD) records] (SOD 記録の作成) を有効化できます。
注: ポジション リセットの指定変更を使用する際、以下に示しているリセット時間後に口座ポジションのリセットが発生するように設定することが望ましいです。指定変更を使用する場合、親口座と子口座は、同じポジション リセット時間に設定される必要があります。
ASX
B3
BIST
BrokerTec
CEDX
CFE
CME
CME (マレーシア デリバティブ取引所)
Coinbase (GDAX)
Coinflex
CurveGlobal
DCE
DGCX
EEX
ERIS
eSpeed
Eurex
Euronext
Fenics
FEX
HKEx
ICE
ICE_L
IDEM
INE
JSE
JPX
KCG
KRX
LME
LSE
MEFF
MEXDER
MX
NDAQ_EU
NFX
Nodal
OSE
SAFEX
SGX
SGX CITY
TAIFEX
TFEX
TFX
TOCOM
ZCE
管理者として、取引所リセット時間を特定の時間に指定変更することができます。ポジション リセットは [Account Position Settings] セクションで設定されます。
この例では、管理者は、SGX 銘柄を取引している口座に、アジア/シンガポール時間の午後7:00時にポジションリセットの指定変更を有効化します。SGX の場合、取引所リセット時間はアジア/シンガポール時間で午前4:50時です。
これらの各時間に、ポジションは以下の動作を実行します。