ユーザー

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ユーザーの口座アクセス許可

口座上課されたすべての制限は、口座のユーザーに設定されたアクセス許可を上書きできます。口座にユーザーを割り当てる際、以下の注文アクセス許可を設定できます。

  • Update Positions (例: マニュアルフィルの作成): ユーザーがこの口座のマニュアル フィルや修正を入力できるようにします。

    : [Account permissions] は、親口座とすべての副口座に適用されます。

  • Confirm fills: 口座のユーザーが約定を確認できるようにします。
  • Submit Block/Cross Orders: ユーザーがブロック注文やクロス注文、ホールセール注文を発注できるかどうかを決定します。この設定は AOTC 機能に関連していません。
  • Modify clearing account on working orders (ASX only): この口座のユーザーが、ASX での約定待ち注文で、取引所清算口座を変更できるようにします。
  • Modify clearing account on fills: この口座のユーザーが、完全約定または部分約定注文で、取引所清算口座を変更できるようにします。
  • Delete Orders: この口座のユーザーが、取引の際に注文を取消できるようにします。注文の発注設定を有効化する前に、このオプションを有効に設定しておく必要があります。
  • Modify Orders: この口座のユーザーが、取引の際に注文を変更できるようにします。注文の発注設定を有効化する前に、このオプションをオンに設定しておく必要があります。
  • 以下のケア注文 (別名はステージ注文) のアクセス許可は、ユーザーに口座を割り当てる際や、口座にユーザーを割り当てる際に設定されます。

    • Submit Staged Orders: このオプションが有効の場合、ユーザーは、選択口座と副口座にステージ注文を発注できます。

      ユーザーは自分のステージ注文を表示できます。ステージ注文が約定すると、親ステージ注文の子注文が、ステージ注文を要求した所有者により別の口座で執行されても、ユーザーはステージ注文の元の口座で約定を受信します。ステージ注文を発注したユーザーとユーザーの口座に、リスク限度が適用されます。

    • Only Allow Price Improvements on Child Orders: ケア注文の所有者が、元の親ケア注文で送信した指値よりも悪い価格で (高値で買ったり低値で売れないことを示します)、子注文の指値を変更できないようにします。チェックボックスが有効の場合、所有者は子注文の取引のみを向上させることができます。チェックボックスが無効の場合、所有者は親ケア注文の取引のみを向上させることができます。この設定は既定で無効になっていて、親注文の指値にかかわらず、所有者は親ケア注文と子ケア注文の両方の価格を変更できます。

      : この設定を使用するには、[Manage Staged Orders without Claiming] (要求せずにステージ注文を管理) 設定を無効化する必要もあります。「価格に保留」させるためには、約定待ちする前に、まず注文を要求する「Ownership」モデルで作動させる必要があります。

    • Manage Staged Orders without Claiming (要求せずにステージ注文を管理): 注文ステータスが要求、未要求にかかわらず、ユーザーがケア注文に完全にアクセスできるようにします。チェックボックスをオンにしてこのオプションを有効化します。これが有効の場合、[Manage Own Staged Orders] (自分のステージ注文を管理) と [Manage Orders Staged by Others] (他人のステージ注文を管理) もまた既定で有効となります。

    • Manage Own Staged Orders: このオプションがオンの場合、ユーザーは、選択口座と副口座に発注された自分のステージ注文を管理できます(つまり、要求/未要求、代理注文での執行)。

      受信するステージ注文を表示するには、所有者となる可能性のあるユーザーはこのオプションを設定し、ステージ注文口座へのアクセスを持っている必要があります。ステージ注文と非ステージ注文の両方、つまり口座のすべての注文は、口座に割り当てられているすべてのユーザーによって表示可能です。

      このチェックボックスがオフの場合、このオプションにより自分のステージ注文が要求されないようにできます。

      この設定を無効にして、[Manage Orders Staged by Others] を有効にすると、ユーザーは、他のユーザーが行ったステージ注文のみを管理できるようになります。

      : このオプションを設定するには、[Submit Staged Orders] オプションを有効に設定する必要があります。

    • Manage Orders Staged by Others: 選択口座や副口座に発注された (自分では発注しなかった) すべてのステージ注文を管理できるようになります (つまり要求/未要求、代理注文等)。[Submit Staged Orders] と [Manage Own Staged Orders] 注文も有効の場合、ユーザーは自分で発注したステージ注文も管理できます。

      ステージ注文を表示するには、所有者となる可能性のあるユーザーはこのオプションを設定し、ステージ注文口座へのアクセスを持っている必要があります (つまりステージ注文を要求するユーザー)。ステージ注文と非ステージ注文の両方、つまり口座のすべての注文は、口座に割り当てられているすべてのユーザーによって表示可能です。

      ユーザーがステージ注文として発注できる限月を制限することを希望する場合は、ユーザーやユーザーの口座、ユーザーの親口座にリスク限度を設定する必要があります。

      要求済みステージ注文が含まれている親口座や子口座で、ポジション トランスファーが有効化されている場合、(子口座と親口座がポジション トランスファーが有効化された口座の階層に存在する場合)、所有者 (ステージ注文を要求したユーザー) は自分の口座とステージ注文口座を使って、手動でポジション トランスファーすることを選択できます。これにより、元の発信者 (ステージ注文を発注したユーザー) が希望するポジションを残し、所有者には対立するポジションを残す、2つの相反するマニュアル フィルが作成されます。

      所有者はステージ注文の代理で注文を執行する際、子注文に使用された所有者の執行口座のすべての限度と、これらの執行口座のすべての親口座が適用されます。注文がステージ化される際に発信者の限度がすでにチェックされているので、元のユーザーの限度はこの時点では適用されません。

      : このオプションを設定するには、[Submit Staged Orders] オプションを有効に設定する必要があります。

    • Unclaim Orders Owned by Others: 別のユーザーにより要求されたステージ注文を、ユーザーは自分で要求を解除できます。これで、要求済みのケア注文が強制的に、「利用可能」ステータスに戻されます。

      注:Manage Staged Orders without Claiming」(要求せずにステージ注文を管理) がオンの場合に、この設定は既定で有効となります。

  • Submit Native Orders: この口座のユーザーが、成行注文を例外として、取引所がサポートする注文タイプを直接送信できるようにします。これがオン (有効) の場合、以下に [Allow] または [Deny] を選択します。
    • ADL: ユーザーが Algo SE サーバーにストラテジーを展開できるか否かを定義します。ADL アルゴ、TT Synthetic アルゴ、TT SDK、Autotrader を含みます。
    • [ADL Algo Approval Required] 設定では、ユーザーが承認がなくても口座で ADL アルゴ注文を発注できるかどうかを定義します。このオプションがオフの場合、選択したユーザーは選択した口座でアルゴの承認が必須ではなくなります。
    • TT Algo SDK: ユーザーが Algo SE サーバーに TT Algo SDK ストラテジーを展開できるか否かを定義します。
    • Autospreader: ユーザーが Autospreader SE サーバーに合成スプレッド ストラテジーを展開できるか否かを定義します。
    • Aggregator: 集約銘柄の注文をユーザーが発注できるかどうかを定義します。
    • GTC/GTDate: ユーザーが GTC (Good til Cancel) と GTD (Good til Date) 注文を発注できるか否かを定義します。
    • Market: ユーザーが成行注文を発注できるか否かを定義します。[Deny] (拒否) を選択すると、ユーザーは、ストップ成行 (Stop Market)、成行イフタッチ (Market If Touched)、Market-To-Limit.を含めすべての成行注文を発注できません。
    • Mobile: TT プラットフォームへのモバイルアクセスによる取引を許可または拒否します。

      : この設定ではまた、モバイル口座とデスクトップ取引用の口座とで、異なったアクセス許可を設定することもできます。

    • TT Synthetic Order Types: ユーザーがこの口座で TT 合成注文タイプを発注できるかどうかを定義します。
    • TT Premium Order Types: ユーザーがこの口座で TT 合成注文タイプを発注できるかどうかを定義します。
  • Require AutoRFQ for Cross trades: ユーザーまたは口座にこの設定が有効化されている場合、クロス注文を発注する前に、RFQ の送信が強制となります。会社のユーザーや口座に対して、管理者のみがこの設定を有効化できます。
  • Staged Order Risk Check: これが有効の場合、このオプションは以下に設定されます。
    • At Execution: 関連子注文が執行される際に、リスク チェックがステージ注文に適用されます。