新規ユーザーを追加するには
注: 「完全会社管理者」アクセス許可をもつユーザーのみが、ユーザーの追加や招待状の送信ができます。「表示専用」アクセス許可をもつユーザーは、[Setup] アプリの [Users] - [Profile] ページのすべての管理機能にアクセスできません。
会社での新規ユーザーの作成
表示された [New User] ダイアログ ボックスにて、ユーザーが会社のメンバーまたは社員であるかどうか、または社員でないけれども管理者の会社が管理するかどうかを選択します。
追加されたユーザーが会社の社員またはメンバーである場合、[Yes] を選択します。
追加されたユーザーが会社の社員またはメンバーでない場合で、そのユーザーを会社に招待して完全に管理する場合は (ユーザーのマーケット データ使用料や手数料を含む)、[No] を選択します。
追加されたユーザーが会社のメンバーでない場合で、ユーザーの管理や手数料の負担を希望する場合は、[Cancel] をクリックして会社の管理者に問い合わせ、自分の会社とそのユーザーを共有するように要請します。必要に応じて TT サポートに問い合わせてください。
取引モードを使って、TT プラットフォームでユーザーが専用の取引アプリケーションを利用できるようにします。ただし、取引モード設定は口座制限設定やユーザーの口座アクセス許可よりも優先されません。例えば、ユーザーのプロファイルが「professional」に設定されている場合、[Algo Dashboard] へのアクセスが許可されますが、ユーザーに割り当てられた口座ではアルゴ注文の発注が制限され、ユーザーはアルゴを通じて注文の発注や起動ができなくなります。
以下のうちの1つを選択します。
Professional: 以下の専用取引アプリ機能が有効となります。
注: アクティブ ユーザーの「Professional」 取引モードを選択すると、プロフェッショナル モードを有効化した月の月額料金は、「ベーシック」より高い「プロフェッショナル」料金となります。
注: この設定をオンにすると、ユーザー ログイン時に追加の使用料金がかかります。
注: TT Backtesting を有効にすると、ユーザー ログイン時に追加の使用料金がかかります。
注: ユーザーが TT REST API キーを作成できるようにすると、追加の使用料がかかります。
注: TT.NET SDK Client Side Keys 機能を使用すると、各キーが作成されるたびに追加料金が発生します。
ユーザーを他の会社と共有した場合、ユーザー設定の限定アクセス権が他の会社に与えられます。ユーザーを共有する会社は所有する口座のみ割り当て、その口座にアクセス許可を設定し、共有会社に特定のユーザー レベルのアクセス許可を設定できます。ただし、共有会社が定義したユーザー レベル設定は変更できません。
このセクションを完了した後、カスタム欄と値は、ユーザの [Profile] タブではなく [Custom Fields] タブに表示されます。
注: TT では、会社により管理されている新規のユーザーに [Organization] 値を割り当てるように推奨していますが、会社の社員には割り当てることを推奨していません。
[Organization] 欄やその他の会社特定の欄を使用する方法の詳細については、[Custom Fields] を参照してください。
画面の上部のユーザー グリッドにて、ユーザーは「仮ユーザー」と表示されます ([Status] 列に「Provisional」と表示されます)。
ユーザーが追加されると、ユーザーに招待状を送信して、会社の一部としてライブ取引環境で取引できるようにし、ユーザーに管理者と取引アクセス許可を設定できます。
会社の管理者として、ユーザー プロファイル画面の [Status] セクションを使って、招待状の送信やユーザーの招待状ステータスの確認ができます。
注: 既に該当する会社のメンバーであるユーザーで、会社との取引を希望しているユーザーに招待状を送信しないでください。これは会社への招待状を重複して受理することで、ユーザーはすべての現在のリスク設定を失ってしまうことになります。自分の会社の社員や別の会社のメンバーが、自分の会社との取引できるように許可するには、ユーザーと口座を共有するか、そのユーザーの会社に自分の会社とのユーザーの共有を要請します。
招待状を送信するには...
注: 招待状を送信するには、[Identification] セクションにて [Email] 欄を生成する必要があります。この欄にはユーザーが提供した電子メールが表示されます。ただしこの電子メールは、ユーザーが TT 口座の登録時に使用した電子メールと同じである必要はありません。ユーザーは招待状を受諾する前に TT 口座に登録しておく必要があります。
[Status] セクションの [Inactive Status] (非アクティブ ステータス) チェックボックスをクリックします。
招待状を送信後、データ グリッドの [Invitation Status] 列と、[Status] セクションの [Invitation Status] 欄に、[Sent] のステータスが表示されます。
ステータスが以下のうちの1つの場合、[Invitation Details] をクリックして、トラブルシューティングを行ったり招待状を再送する必要があります。
必要に応じて、招待状を送信後に [Status] セクションの以下のボタンを使用できます。
注: ユーザーへの招待状は 60 日後に自動的に期限切れとなります。ユーザーの招待状の期限が切れると、再び招待状を送信して、ユーザーを追加できます。
Invitation Details: [Invitations] タブを開き、ユーザーの招待状履歴を表示します。
注: 左ナビゲーション画面にて、[More] - [Invitations] タブをクリックし、会社に加入するように招待されたユーザーに送信された、すべての招待状のステータス記録を表示できます。仮ユーザーのステータスは表示されませんが、 仮ユーザーに送信された招待状は、「待機中」として表示されます。
招待状のステータスの一覧に関しては、招待状ステータスの定義を参照してください。
[Permissions] タブを使って、ユーザーの管理者アクセス許可と取引アクセス許可、アルゴアクセス許可を設定します。
[Admin Permissions] (管理アクセス許可) セクションにて、追加の管理ロールを定義して、ユーザーのセットアップと口座のセットアップを別の管理者に委任することができます。このセクションの管理者制限オプションをオフにすることで、口座やユーザーに対し取引の有効化を実行できないように管理者を設定したり、管理者が口座やユーザーに対して「限度の追加」オプションを無効化できるかどうかの制御などができます。このセクションで TT Score 管理者を設定することもできます。
[Trade Permissions] セクションにて、ユーザーが TT で取引できないように設定したり、RFQ の送信に対するアクセス許可などを設定できます。これらのアクセス許可を個々のユーザーや会社の管理者に設定できます。
[Algo Permissions] セクションにて、ユーザーが各自のアルゴを実行できるように、またはアルゴが展開された際に注文発注を承認できるように設定できます。これらのアクセス許可を個々のユーザーや会社の管理者に設定できます。
ユーザー設定を行うには
[Admin] チェックボックスがオンの場合、管理者の制限の一覧はすべて有効化され、チェックボックスはオンになります。これらのオプションをオフにして、特定の管理者アクセス許可を制限することもできます。
注: オプションがオフにされている管理者は、その他のユーザーに対してオプションを有効化できません。また口座にユーザーを複製する際、該当するユーザーや口座設定は、元のユーザーや口座の設定に関わらず、既定の設定となります。例えば、管理者に 「Enable/Disable trading for users」 (ユーザーへの取引の有効化と無効化) がオフになっている場合、たとえ複製元のユーザーは取引が有効化されていたとしても、管理者が複製したすべてのユーザーにおいて取引が無効化されます。管理者アクセス許可を制限するには、必要に応じて以下の設定のチェックを解除します。
注: これが無効の場合、この設定により管理者は [Accounts] - [Limits] - [Apply Limits] オプションを無効にして限度を設定せずに取引することができないようにもなります。