数式で複数のフィルターを使用する際、TT RTD Server では、等式または不等式のいずれをテストしているかに基づいて、ブール値ロジックが値に適用されます。以下の表には、TT RTD Server で一致記録が検索される際に、使用されるロジックの決定方法が説明されています。
演算子 | ロジック | 例 |
---|---|---|
All = | Boolean OR |
"Account=JDOE","Account=BSMITH" JDOE と BSMITH の両方の口座の記録を返します。 |
All <> | Boolean AND |
"Account<>JDOE","Account<>BSMITH" JDOE と BSMITH を除くすべての口座の記録を返します。 |
Mixed | Boolean AND |
「Account=JDOE","Account<>BSMITH" JDOE とすべての口座 (BSMITH は除く) の記録をすべて返します。 |
例えば、A48 セルに「NetPos」、A31 セルに「Account="ATRSim」、A39 セルに「Account=ATRSim2」 の文字、そして B3 セルに限月 ID を保存している場合、以下のようにフィルター済みのネット ポジションを抽出できます。
=RTD("tt.rtd",,B3,A48,A31,A39)
数式を処理した後、Excel に以下のような内容の結果がセルに表示されます。セルの「$」は、Excel の混合リファレンス記号であることを示しています。