TT と Excel の統合

歩み値データの取得

歩み値データの取得

TT RTD サーバーで、限月のリアルタイムの歩み値 (Time and Sales) データを取得でき、ここでは注文の売買側や時間、価格、枚数などの各注文の詳細を提供しています。また注文がブロック注文 (OTC) であるかが示され、B3 などの取引所が提供する、取引相手 ID を提供しています。

以下に、CME ES Dec19 限月の最新100限月の更新の取得を示しています。

注: TT RTD サーバーは、数式が初期化された後に最初の注文が発生した際にのみ、データを取得し始めます。ヒストリカル歩み値データは RTD を通じては利用できません。

以下の形式を使って歩み値の抽出に RTD 数式を使用します。

=RTD("tt.rtd",,"TS",instrument_id,num_of_rows,CELL("address",A1))

該当:

  • instrument_id は、INST または Instr 数式により返された限月の ID です。
  • num_of_rows は、返す行数を示しています (最大 100)。

: 2番目のパラメータは、RTD Server が実行されている外部サーバーの名前になります。TT RTD サーバーは常にローカルで実行されるので、2番目のパラメータを省略するか、空白の文字列 (“”) を入力する必要があります。ただし、数式でパラメータを構成する必要があります。