TT と Excel の統合

Excel スロットル制限の設定

Excel スロットル制限の設定

Excelは、更新をチェックする速度を自動的に制限しています。既定では、2000 ミリ秒 (2秒) に設定されています。ペースの速い取引環境では、このような更新では十分でない場合があります。TT では、Excel の既定のスロットル レートの値を 0 に設定し、無効にすることを推奨しています。この値を設定することで、Excel は継続的に更新をチェックし、正確で最新の値が得られるようになります。

Excel オブジェクト モデルを通してスロットル間隔を設定するには

  1. Excel にて、Visual Basic Editor を開きます。

    : Visual Basic Editor の起動方法については、お使いの Excel のバージョンの Microsoft ヘルプを参照してください。

  2. [Immediate] ウィンドウにて (CTRL+G を押すか、[View] メニューで [Immediate Window] をクリックし)、このコードを入力し、Application.RTD.ThrottleInterval = 0次に [ENTER] を押します。

  3. 正しく設定されていることを確認するために、[Immediate] ウィンドウに次の if コードの行を入力します。 ? Application.RTD.ThrottleInterval 次に [ENTER] を押します。

  4. 希望に応じて、Visual Basic Editor を終了できます。

または、Windows レジストリから直接スロットル間隔を設定することもできます (レジストリの変更については、お使いのオペレーティング システムの Microsoft ヘルプを参照してください)。以下のレジストリキーを0に設定します (欠落している場合は作成します) (DWORD で、値はミリ秒単位です)。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Excel\Options\RTDThrottleInterval

: この例では Excel 2013 のパスを使用しています。それ以降のバージョンを使用する場合は、パスに適切なバージョン番号を使用する必要があります。