Autospreader

スプレッド設定

スプレッド設定

スプレッド定義欄は合成スプレッド全体に適用されます。スプレッド設定を使って、限月を選択し、合成スプレッド限月の各レッグにてスプレッド動作を設定し始めます。

名前

合成スプレッドの名前。合成スプレッドを発注する際、入力した名前は MD Trader® と [Market Grid] ウィジェットに表示されます。

Share (共有)

会社のユーザーとスプレッド設定を共有します。合成スプレッドの共有を参照してください。

Color (背景色)

MD Trader、[銘柄情報] (Market Grid) にて、約定待ちスプレッドと対応するレッグ注文の色を選択します。この色は、Autospreader ウィンドウのスプレッド名の横にも表示されます。

: オフセットヘッジ注文がすぐに実行されない場合は、約定待ち注文は、標準とは異なるオレンジ色で表示されます。この色設定は変更できません。黒色は、ひとつの価格帯に2つ以上の色をもつ注文を示しています。

スプレッド数式選択

スプレッド価格を計算するための次の数式のうちの1つを選択します。

  • Price Differential (価格差)。レッグ設定からの値を使用すると、スプレッドのインプライド値として値が表示されます (A-B 数式)。スタンダード インプライド値数式は既定で表示されます。
  • Ratio (比率)。レッグ設定からの値を使用すると、パーセント比率で値が表示されます (A/B 数式)。
  • Net change (前日比、ティック)。前決済からの各レッグの前日比に基づいた値が表示されます。
  • Custom (カスタム)
  • スプレッド数式エディタ―にて独自のカスタム数式を作成します。

スプレッド数式エディター

選択したスプレッド数式に数式を編集するか、標準の算術演算を使ってカスタム数式を作成します (テキスト欄に入力するたびに 「intellisense」記入例が表示されます)。「.」 の後にレッグの識別子を入力して、識別子の一覧を表示します。カスタム スプレッド数式を入力すると、定期的に確認が行われ、現在の算術演算が正しいことが視覚的に指示されます (テキスト ボックスが緑色に強調表示されます)。

限月選択

レッグの限月を指定します。[Select a Contract] (限月の選択) をクリックして銘柄検索や銘柄選択を使って、限月を選択します。

限月を選択する際、スプレッドのレッグの1つとして集約限月を選択できます。集約限月が作成され [Aggregator] ウィジェットを使ってマーケットに起動されます。

集約限月を使ってスプレッドを作成する例として、実例を参照してください。

Ratio (比率)

各レッグの枚数を他のレッグと比較して示します。数字の前のマイナス記号 (-) はショート レッグを示します。

[Ratio] 欄に入力した値によりスプレッド価格に影響が及ぼされることはありません。

乗数

「価格差異」、「比率」、「前日比 (ティック)」数式を使って、スプレッド価格を計算するためのレッグ値の値を計算します。

: 乗数は整数、少数、分数の場合があります。分数表現によりティックの精度が最適化されます。

: 0.333333 のスプレッド乗数は [ティック情報] セクションにて 1/3 として表示されます。

ティックサイズ

スプレッドの最小ティックサイズが表示されます。

: 銘柄が異なった増分にてスプレッド ティックのレッグを占める場合、[Calculated Tick Size] (算出ティックサイズ) 欄では、スプレッドの最小ティックサイズが表示されます。

Min Tick Increment (最小ティック増分)

スプレッド レッグの、取引銘柄の最小ティックサイズが表示されます。値は取引所により定義されます。

: 取引銘柄の中には、64番にてティックする場合や、32番にてティックする場合があります。

Delta

アウトライト レッグでの、1ティック変動をそなえたスプレッドにおける効果を示す値が表示されます。