Autospreader では、単に価格コンポーネントとして、1つ以上のスプレッドのレッグを設計できます。これでユーザーは、クォートやヘッジされていない銘柄のスプレッドを設定して取引でき、ポジション限度は必要ありません。例えば、スプレッド値の計算において、スプレッドレッグに ICE Futures U.S. Cocoa (CC) と ICE Futures Europe Cocoa (C) のスプレッドを設定し、コンポーネントとして British Pound Futures (6B) を設定できます。
価格コンポーネントとしてレッグを設定するには
起動した Autospreader ウィジェットにて [Create] をクリックして、合成スプレッド定義パラメータを設定します。
スプレッドの各レッグに限月を選択します。
価格コンポーネントとして使用するレッグの [Active Quoting] (有効クォート) のチェックを解除します。
[Enable Hedging] (ヘッジの有効化) オプションが表示され、すべてのレッグに黄色で表示されます。
同じレッグの [Enable Hedging] のチェックを解除します。
この例でプレッドを起動して取引する際、6B Mar17 レッグはクォートもヘッジもされませんが、スプレッド値の計算の際に Autospreader は限月を含みます。
スプレッド値を確認して、必要に応じてティックを調整し、[Save] (保存) をクリックします。