TT Backtesting

バックテストの実行

バックテストの実行

このセクションでは、以下の内容を説明しています。

アルゴのバックテスト

新規のバックテストをセットアップする際、以下の内容を実行する必要があります。

バックテストの作成と設定

新規バックテストを作成して実行するには

  1. [Backtests] の主要ウィンドウにて、[Add New] (新規を追加) をクリックします。

    [Add New Backtest] ウィンドウには、アルゴの既定値でパラメータのインスタンスを設定して作成できる、ユーザー定義のアルゴ パラメータが表示されます。

  2. [Algo] ドロップダウンから、バックテストを実行するアルゴを選択します。
  3. [Speed] 列にて、再生スピードを入力します。

    : 再生スピードを増加すると、アルゴをバックテストをする時間を大幅に縮小できます。ただし、再生速度を高めると、マーケット データの融合が促進されます。再生速度によりバックテストにどのように影響が及ぼされるかに関しては、再生速度についてを参照してください。
  4. [Range] 欄にて、再生の日付と時間を選択します。[Range] 欄で設定したヒストリカル期間は、ユーザーの時間帯で常に設定されます。

    : 現在、バックテストの範囲は1取引日よりも広げることはできません。また、限月に対しマーケット データが利用できる場合の日付と範囲を選択すると、バックテストを開始する際にエラーのメッセージが表示されます。

バックテストへのアルゴ インスタンスの追加と設定

TT Backtesting を使って、アルゴ変数の異なった値を使ってその効果を探索できます。各バックテストに関して、最大10個のインスタンスを作成できます。すると異なった設定でバックテストを実行できて、結果を比較できます。

複数のアルゴ インスタンスを設定するには

  1. [Add New Backtest] ウィンドウにて、希望の Instance 1 アルゴ パラメータを指定します。

    : ADL アルゴがパラメータの既定値を使用する場合、該当する欄に値が表示されます。
  2. 異なった入力パラメータでアルゴをバックテストするには、[Add Instance] をクリックします。

    注: 最大10個までのインスタンスをバックテストできます。

    新規のインスタンスが追加されます。

    新規インスタンスでの画像の追加

  3. 新規アルゴ インスタンスの希望の値を指定します。

    新規インスタンスにて値を含んだ画像の追加

  4. 希望に応じてインスタンスの追加と設定を続行します。

    インスタンスをさらに加えた画像の追加

バックテストの開始

アルゴのバックテストの設定を終えると...

  1. [Start Test] をクリックします。

    TT Backtesting はバックテストの準備をし、バックテストの設定に基づいて、推定の実行時間を計算します。

  2. 確認ダイアログにて、[START TEST] をクリックしてバックテストを開始するか、[Cancel] をクリックしてバックテストを取消します。

バックテストの進行の監視

バックテストを開始した後、進行を追跡するのに [Status] 列を監視できます。バックテストは以下のステータスを進行します。

  • New: バックテストはまだ開始されていません。
  • Pending: バックテストは入力を確認しています。
  • Launch: バックテストは執行を開始します。
  • Price Download: 指定した範囲でヒストリカル マーケット データをダウンロードします。
  • Initialization: バックテストは ADL アルゴを初期化しています。
  • Running: バックテストはヒストリカル マーケット データを含んだアルゴを実行しています。
  • Finished: バックテストは正常に完了しました。
  • Failed: バックテスト中にエラーが発生しました。TT サポートにお問い合わせください。

バックテストが完了すると、正常に完了したテスト結果を表示できます。また障害が発生したバックテストをトラブルシュートできます。

バックテストの停止

バックテストが [Price Download] ステータスに達すると、手動でバックテストを停止できます。

: バックテストを手動で停止する場合でも、バックテストの実行の時間の分が請求されます。

バックテストを停止するには

  1. 停止するバックテストを選択します。
  2. [Stop Test] をクリックします。

    [Status] 欄が [ABORTING] に変化し、バックテストが正常に停止されると、[ABORTED] に変化します。

バックテストの削除

現在設定を行っているインスタンスを削除するには、インスタンス名の横のチェックボックスをクリックし、[Delete] ボタンを押します。

結果を保管する必要がない場合は、バックテストを削除することもできます。完了したバックテストを削除するには

  1. 削除するバックテストを選択します。
  2. [Delete Test] をクリックします。