このサービスは、TT 環境として同じデータセンター施設に共同設置された TT のお客様が、データセンター プロバイダーの提供による、簡略化された 2地点間の複合ファイバー接続を通じて、取引ネットワークと TT を接続させるためのものです。このサービスは、非保護設定 (単一リンク) または保護設定 (冗長) で提供しています。
注 TT User Setup IP 制限に加えて TT 直接接続またはエクストラネット専用ライン アクセスを使用する場合、TT Onboarding チームメンバーに連絡して、すべての潜在的な TT ソース ネットワーク アドレス変換 (NAT) プライベート IP がカスタム IP アドレス制限のアクセス許可リストに追加されていることを確認してください。
以下の流れ図に、コロケーション TT データ センターに直接接続するシナリオを示しています。
この流れ図には...
インターネットを通じて、DNS は *trade.tt の発生を検出し、クライアント ブラウザが TT Cloud の専用の AWS の *trade.tt に接続します。
TT はクライアント ネットワークのウェブ プロキシ とファイアウォールからインターネットを通じて確立され、遅延区別の少ないトラフィックを維持します。[Trade] アプリケーションや [Setup] アプリケーション、その他の [TT Cloud] サービスは、クライアントのブラウザにダウンロードされます。
注 TT Cloud に接続するには DNS とインターネット接続が必要です。
クライアント サイトのユーザーのブラウザで、[Trade] アプリケーションは Setup のアクセス ラインをスキャンしてダイレクト接続 URL を検出し、クライアント ネットワークからコロケーション TT データ センターに、最適ルートのための非制限 IP アドレスがあるかを決定します。
ウェブ プロキシは回避され、ユーザーのブラウザは HA プロキシ ロードバランサーと TT データ センターのエッジサーバーに直接接続されます。
注 TT データ センターに直接接続するのに、ウェブ プロキシの使用は推奨していません。取引中にウェブ プロキシがリブートすると、トレーダーはサービスの停止中にはマーケット データを使用できません。さらにウェブ プロキシは通常高性能ではないので、トレーダーに対して不必要な遅延が加わります。Direct Connect を使用の際は Web Proxy Bypass を使用することを推奨します。これは、PAC ファイルにて *cc.trade.tt Web Proxy Bypass の例外を実行することによって達成できます。