TT OMS では、別のトレーダーやトレーダー グループに、約定待ちのオープン注文の表示と管理を引き継ぐことができる、注文引継ぎ機能をサポートしています。別のユーザー グループに注文を引き継ぐとは、注文の発信者が監視していない間でも、その注文が適切に執行・管理されることを示します。
会社の管理者として、[User Groups] 画面を使って注文引継ぎグループにユーザーを作成して割り当てることができます。
TT で注文引継ぎグループをセットアップする際、以下の内容について考慮してください。
TT では、1つの注文引継ぎグループに1ユーザーを割り当てることを推奨しています。ただし場合によっては、ユーザーを複数の注文引継ぎに割り当てる必要があることもあります。例えば、会社が「日中デスク」と「夜間デスク」の両方を持っている場合で1人のユーザーに割り当てたい場合 (経験者トレーダーなど)、両方のグループに割り当てることができます。
ユーザーが複数の注文引継ぎグループに割り当てられている場合、[Users] → [Settings] タブで、グループの1つを「既定」に設定します。
ユーザーが注文を引継ぐと、既定のグループから自動的に引継がれます。注文がすでに引継がれていてグループの1つが受け入れ済みである注文を引継いた場合、その特定のグループから注文が渡されます。