TT OMS 管理

TT OMS 管理

注文引継ぎユーザー グループ

TT OMS では、別のトレーダーやトレーダー グループに、約定待ちのオープン注文の表示と管理を引き継ぐことができる、注文引継ぎ機能をサポートしています。別のユーザー グループに注文を引き継ぐとは、注文の発信者が監視していない間でも、その注文が適切に執行・管理されることを示します。

会社の管理者として、[User Groups] 画面を使って注文引継ぎグループにユーザーを作成して割り当てることができます。

TT で注文引継ぎグループをセットアップする際、以下の内容について考慮してください。

  • 注文引継ぎは、同じ会社でお互いに注文を引継ぐように設定されたユーザー グループの間でのみ操作することが可能です。異なった会社間や異なった会社のブローカーのグループ間で注文を引継ぐことに関しては、TT ではサポートしていません。
  • 会社の社員に加え、会社が管理または共有しているユーザーも、会社内の注文引継ぎグループに割り当てることができます。
  • 注文引継ぎグループのユーザーは、TT で口座や注文一覧を共有する必要はありません。引継ぎ操作は一時的に、他のグループに対し注文の表示と管理を追加することとなります。

複数の注文引継ぎグループのユーザー

TT では、1つの注文引継ぎグループに1ユーザーを割り当てることを推奨しています。ただし場合によっては、ユーザーを複数の注文引継ぎに割り当てる必要があることもあります。例えば、会社が「日中デスク」と「夜間デスク」の両方を持っている場合で1人のユーザーに割り当てたい場合 (経験者トレーダーなど)、両方のグループに割り当てることができます。

ユーザーが複数の注文引継ぎグループに割り当てられている場合、[Users] → [Settings] タブで、グループの1つを「既定」に設定します。

ユーザーが注文を引継ぐと、既定のグループから自動的に引継がれます。注文がすでに引継がれていてグループの1つが受け入れ済みである注文を引継いた場合、その特定のグループから注文が渡されます。