CME は、シカゴ・ボード・オブ・トレード (CBOT) の 2007年の合同合併に続いて、CME グループに発展しました。統合された2つの会社は、利子率や株式指数、外国為替、コモディティ、エネルギー、また天候や不動産などの代替的投資商品に基づいて、オプションすべての主要なアセット クラスへのアクセスを提供しています。取引所の今後の成長のため、CME は Globex プラットフォームで NYMEX や COMEX の限月を上場し始めました。2008 年3月、CME グループは NYMEX の買収に向けた決定的な同意において両社の関係を拡大していくことを発表しました。
新しいテクノロジーが統合され、CME は電子取引を促進するための Globex® プラットフォームを導入しました。
TT® では、以下をサポートしています。
CME グループ (イリノイ州シカゴ本社) は、CME Globex® 電子マッチング エンジンを通じてを提供しています。
CME Globex は、以下のマッチング アルゴリズムをサポートしています。
TT® プラットフォームでは取引所への接続を提供しているので、取引所に接続のオプションについて問い合わせる必要はありません。 TT に接続するための接続オプションについての詳細は、TT アクセスを参照してください。
TT では、CME Globex セルフマッチ防止 (SMP) 機能をサポートしています。
SMP はオプションであり、これにより、買注文と売注文の両方に セルフマッチ防止識別子 (SMP ID) と執行会社 ID が含まれている場合、執行会社が、共通の所有権をもつ注文のマッチングをできないようになります。SMP ID は、ユーザー定義であり取引所で登録されている必要があり、Setup アプリケーションを使って、会社ベースで選択された各ユーザーに設定されている必要があります。
TT により取引所からダウンロードされた各銘柄の定義に、マーケットのセグメント ID が含まれています。銘柄に注文操作が送信されると、TT は銘柄のマーケット セグメント ID に基づいて、注文を Market Segment Gateway (MSGW) に送信します。
例えば、以下のように任意の ES 銘柄の注文を CME に送信します。
TT では、 CME Globex の [Cancel on Disconnect] (切断時の取り消し) 機能をサポートしています。この機能を有効化するには、Globex コントロール センター (GCC) の無料サービスに加入する必要があります。取引所は登録済みのセッション ID とトレーダー ID の組み合わせに基づいてこの機能を有効化します。
[Cancel on Disconnect] サービスは、不本意な切断を監視します。CME Group が切断を検出すると、取引所は GTDate 注文と GTC 注文以外のすべての日中注文を取り消します。
特定の状況では、注文の中には取引所が取り消さない場合があります。切断に続いて、顧客は GCC に問い合わせて適切なポジションを決定し、注文一覧ですべての注文において照会を行う必要があります。
注: CME グループの切断時の取り消し機能についての詳細は、取引所ウェブサイトを参照してください。