TT Premium サービス

TT Premium サービス

TT Reserved と TT Prime サーバーの設定

会社の管理者として、Setup を使って TT Reserved と TT Prime のサーバーを設定できます。そして会社が専用で使用できるように TT のデータ センターでサービスを提供します。

Setup で専用サーバーを設定するには、左ナビゲーション パネルの [More] → [Premium Services] タブを使用します。

: 専用サーバーを設定する際、TT オンボーディング グループに詳細をお問い合わせください (tt-onboarding@tradingtechnologies.com)。サーバーを設定した後、TT オンボーディングは、所属する取引所に基づいて、コロケーション データ センターでハードウェアとサービスを展開します。

TT Reserved サーバーの設定

TT Reserved を設定する際、以下の内容を考慮してください。

  • TT Reserved サービスは、1つの会社で、会社内の別のグループ、また特定ユーザー、1人のユーザーに確保できます。
  • 1つのサービス インスタンスのみ TT Reserved サーバーで実行できます。複数の取引所の注文コネクターではそれぞれ、独自の専用サーバーが必要となります。注文コネクター (Order Connector) を実行している同じ TT Reserved サーバーで、Autospreader や Algo Server を実行することはできません。この機能を使用するには、TT Prime のサービスに加入する必要があります。

TT Reserved サーバーを設定するには

  1. サーバーで実行する以下のサービスの1つを設定します。
  2. 専用サーバーを作成してサービスを割り当てます。

TT Prime サーバーの設定

TT Prime を設定する際、以下の内容を考慮してください。

  • Autospreader と Order Router サービスは同じ TT Prime サーバーに割り当てられます。ただし、1サーバーごとに1つの Order Router インスタンスのみの割り当てとなります (サーバーごとに1つの取引所など)。
  • 会社の管理者として、TT Prime の特定のインスタンスを使用するのに、会社で個々のユーザーにアクセス許可を与えることができ、特定グループのユーザーや1人のユーザーが、指定したインスタンスにアクセスできるようにします。

TT Prime サーバーを設定するには

  1. サーバーで実行する以下のサービスの1つを設定します。
  2. 専用サーバー マシンを作成してサービスを割り当てます。

専用注文ルーター サービスの設定

専用の Order Router サーバーで設定する、サービスを選択してユーザー接続を割り当てます。ユーザー接続が有効化されると、利用可能になると専用の Order Router に割り当てられます。

専用注文ルーター サービスを設定するには

  1. 左ナビゲーション画面で [More] - [Premium Services] をクリックして、[Services] をクリックします。
  2. [+ New Service] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Type] 欄をクリックして、[Order Router] を選択します。
  5. [Exchange] 欄をクリックして取引所を選択します (CME 等)。
  6. [Create] をクリックします。

    データ グリッドにサービスが表示され、[Service Settings] (サービス設定) とタブがグリッドの下に表示されます。

  7. [Connections] タブをクリックして [+Add] をクリックします

    : Order Router に追加する接続は選択した取引所と市場に限られます。例えば、Setup では EEX 接続を CME 注文ルーターに追加できないように制限されています。

  8. [Select Connections] 画面にて、接続をクリックして [Select] をクリックします。複数の接続を選択できます。

  9. [Save Changes] をクリックします。

専用スプレッド取引サービスの設定

専用スプレッド取引サービスを設定するには

  1. 左ナビゲーション画面で [Premium Services] をクリックして、[Services] をクリックします。
  2. [+ New Service] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Type] 欄をクリックして、[Autospreading] を選択します。
  5. [Exchange] 欄をクリックして取引所を選択します (CME 等)。
  6. [Create] をクリックします。

    データ グリッドにサービスが表示され、[Service Settings] (サービス設定) とタブがグリッドの下に表示されます。

  7. [Users] タブをクリックして [+Add] をクリックします。

  8. [Select Users] 画面にて、ユーザーをクリックして [Select] をクリックします。複数のユーザーを選択できます。

  9. [Save Changes] をクリックします。

専用アルゴリズム取引サービスの設定

専用アルゴリズム取引サービスを設定するには

  1. 左ナビゲーション画面の [Premium Services] をクリックして、[Services] をクリックします。
  2. [+ New Service] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Type] 欄をクリックして、[Algorithmic Trading] を選択します。
  5. [Exchange] 欄をクリックして取引所を選択します (CME 等)。
  6. [Create] をクリックします。

    データ グリッドにサービスが表示され、[Service Settings] (サービス設定) とタブがグリッドの下に表示されます。

  7. [Users] タブをクリックして [+Add] をクリックします。

  8. [Select Users] 画面にて、ユーザーをクリックして [Select] をクリックします。複数のユーザーを選択できます。

  9. [Save Changes] をクリックします。

専用の取引前のリスク サービスの設定

このサービス タイプは、口座ごとにリスク管理を提供します。サービスを所有している、会社が所有する口座のみをサービス インスタンスに割り当てできます。取引前のリスク サービスは取引所特定のものではありません。

専用の取引前のリスクサーバーに設定されるサービスに口座を割り当てます。ユーザー接続が有効化されると、接続に割り当てられた口座は、利用可能になると、専用の取引前のリスク サーバーに割り当てられます。

専用の取引前のリスク サービスを設定するには

  1. 左ナビゲーション画面の [Premium Services] をクリックして、[Services] をクリックします。
  2. [+ New Service] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Type] 欄をクリックして、[Pre-Trade Risk] を選択します。

    データ グリッドにサービスが表示され、[Service Settings] (サービス設定) とタブがグリッドの下に表示されます。

  5. [Accounts] タブをクリックして [+Add] をクリックします。

  6. [Select Accounts] 画面にて、口座をクリックして [Select] をクリックします。複数の口座を選択できます。

  7. [Save Changes] をクリックします。

専用 TT FIX サービスの設定

会社の管理者として、Setup を使って、会社が専用で使用できるように TT のデータ センターで FIX サービスを確保できます。[Premium Services] タブを使って、会社の専用の FIX サーバーに、FIX Order Routing、FIX マーケット データ、FIX Drop Copy、FIX Inbound Drop Copy サービスを設定できます。

TT 管理者は専用の FIX Drop Copy サーバーと FIX Inbound Drop Copy サーバーを、会社の FIX セッションの固有の Comp ID に接続できます。これにより、クライアントの取引アプリケーションを使って1つの IP アドレスとポートを使用し、TT データ センターの HA プロキシに接続し、専用の FIX サーバーのクラスタに接続を負荷分散 (ロードバランス) させることができます。

: HA プロキシを有効化して専用の FIX Drop Copy サービスを負荷分散させるには、TT カスタマー サクセス マネージャーに問い合わせてください。

  1. 左ナビゲーション画面の [Premium Services] をクリックして、[Services] をクリックします。
  2. [+ New Service] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Type] 欄をクリックして、以下の1つを選択します。
    • FIX Order Routing
    • FIX Drop Copy
    • FIX Market Data
    • FIX Inbound Drop Copy

    データ グリッドにサービスが表示され、[Service Settings] (サービス設定) とタブがグリッドの下に表示されます。

  5. [Sessions] タブをクリックして [+Add] をクリックします。

  6. [Select Sessions] 画面にて、FIX セッションをクリックして [Select] をクリックします。

    : サービスに一致する FIX セッションのみが表示されます。複数のセッションを選択できます。

  7. [Save Changes] をクリックします。

専用サーバーの設定

: TT Reserved サーバーでは1つのソフトウェアのインスタンスのみ実行できます。複数の取引所の注文ルーターにはそれぞれ、独自の専用サーバーが必要となります。

専用サーバーを設定するには

  1. 左ナビゲーション画面で [More] - [Premium Services] をクリックして、[Servers] をクリックします。
  2. [+ New Server] をクリックします。
  3. [Name] 欄にて、要求されたサービスのユーザー定義の名前を作成します。
  4. [Create] をクリックします。

    データ グリッドにサーバーが表示されます。[Server Settings] とタブがグリッドの下に表示されます。

  5. [Service] タブをクリックして [+Add] をクリックします。

  6. [Select Services] 画面にて、サービスをクリックして [Select] をクリックします。スプレッド取引と注文ルーティング サービスは1つの TT Prime サーバーで選択できます。
  7. [Save Changes] をクリックします。