拡張取引インターフェース (ETI) セッションを通じて接続できます。ここではデリバティブ注文の送信をサポートしていて、Eurex T7 取引システムを通じて OTC 取引の記録のための OTC セッションに接続できます。
Deutsche Boerse Group のポータルの Eurex メンバー セクションにログインし、以下の内容を実行してください。
送信後、ポップアップ ウィンドウにセッション ID とパスワードが表示されます。注: これらの情報をすぐに書き写すか、スクリーンショットを撮ってください。このポータルでこの情報が表示されるのはこの時のみです。
TT オンボーディングがセッションを承認します。承認後、セッションは注文の送信の準備が整います。
[General Settings] の [Type] 欄を使ってセッションを選択します。取引所の ETI (拡張取引インターフェース) は以下のセッション タイプをサポートしています。
注: 取引所は HF Full (150 TPS)、HF Light (50 TPS)、LF Full (150 TPS)、LF Light (50 TPS) セッションを提供しています。Setup にて、取引所から発注したフルセッションまたはライトセッションのいずれかに同じセッション タイプを選択できます。取引所が課するスループット限度を必ず超過しないようにするには、接続に [Max Order Rate] オプションを設定することもできます。
高頻度セッションはリーン注文タイプのみサポートしています。セッションは特に自動取引のために設計されていて、配信 (ブロードキャスト)をサポートしていません。また注文や約定の回復機能も備えていません。例えばセッションの切断後、HF セッションを通じて未執行の注文に関して照会したり再実行することはできません。GTD 注文は HF セッションを通じて送信される可能性が高いです。低頻度 (LF) セッションでは、非持続注文、持続注文、リーン注文がサポートされています。LF セッションは配信をサポートしていて参加者の ETI セッションにわたって全ての注文や約定が回復できるようにします。
TT は口座の [Send All Orders as Standard Persistent Orders](全ての注文を標準の持続注文として送信) 設定や、[取引] アプリケーションで選択した有効期限に基づいて、Eurex に注文を送信します。標準の注文 (GTC、GTDate) や持続注文は LF セッションを通じて送信されます。GTD 注文は LF または HF のいずれかのセッションを通じて送信できますが、HF セッションでは GTD 注文のみがサポートされています。GTC と GTDate 注文は常に持続されます。
GTD の有効期限をもつ注文が取引所に送信されると、TT プラットフォームは ETI セッションにリーン注文属性を設定します。この属性はスループットを向上し、高頻度取引の遅延を減少させる手段になります。取引所は注文イベント メッセージを存続させず、または全ての ETI セッションのメッセージを配信せずに、リーン注文を処理します。
すべての取引所サポート注文タイプは LF セッションを通じて送信できます。HF セッションでは GTD 注文のみサポートされています。OTC セッションではブロック注文のみサポートされています (「ブロック」注文タイプのみ)。
持続注文は取引所の停止の間に取引所データベースに書き込まれて保存されます。これらの注文は最も長い往復時間を有していて、しかも最も信頼性がおけます。持続注文はセッションの切断後やセッションのログアウト、取引所の停止時も常に約定待ちを続けます。
非持続注文は短い往復時間を有していて、取引所データベースに書き込まれることはありません。Eurex は、取引所のホスト障害、ネットワークの停止、取引所のイベントなど、どのような理由でも、セッションの切断時にはすべての非持続注文を取消します。