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FIX Order Gateway 接続の設定

: 第三者接続の設定を開始する前に、TT オンボーディング グループ tt-onboarding@tradingtechnologies.com 宛てにお問い合わせください。

[Connections] タブを使って、第三者システムまたはアルゴ プロバイダーに FIX 注文ゲートウェイ接続を追加して設定します。

第三者やアルゴ プロバイダーもまた、システムに注文を送信する際にユーザーや口座の識別を必須づけています。[Accounts] - [Exchanges] - [FIX Order Gateway] または [Users] - [Exchanges] - [FIX Order Gateway] を選択して、口座やユーザーごとに必須の欄を設定できます。これらの欄は第三者を通じて取引所に送信された FIX 注文ゲートウェイにマップされます。

FIX 注文ゲートウェイ接続を設定するには

  1. 左ナビゲーション画面の [Connections] をクリックして、[New Connection] をクリックします。
  2. [General Settings] セクションにて、[Type] 欄にて FIX Gateway 接続タイプを選択します。例:

    • External Connection APAC (EC3): TT が提供する外部接続タイプ。
    • (Private Bank 1): アルゴのアクセスや執行、ネイティブ注文を送信する民営銀行の宛先名。
  3. [Exchange Specific Settings] セクションにて、以下の内容を設定します。

    • Primary IP: アルゴ プロバイダーに注文セッションを接続する為の主要 IP アドレスを設定します。
    • Primary Port: アルゴ プロバイダーに注文セッションを接続する為の主要ポートを設定します。
    • Sender Comp: 接続を通じて送信されるすべての発信メッセージにて、FIX Tag 49 にて TT を識別します。セッションに接続するのに必須です。
    • Target Comp: 接続を通じて送信されるすべての受信メッセージにて、FIX Tag 56 にてアルゴ プロバイダーを識別します。セッションに接続するのに必須です。
    • Password: アルゴ プロバイダーへのセッションにログインするためのユーザー パスワード。
    • Restrict To Markets: 選択した取引所のみにアクセスを制限します。欄をクリックしてスクロールし、取引所を選択します。[+] をクリックして取引所を追加します。各欄の横の [X] をクリックすると、取引所を削除できます。
    • Max Order Rate (orders/sec) — (Additional Settings section:)ユーザーが接続別に入力できる、最大注文数 (秒) を設定します。この限度は、取引所定義の注文率の最大を超過できません。この欄はオプションです。
  4. [Save Changes] (変更の保存) をクリックします。

FIX 注文ゲートウェイ口座の設定

  1. 左ナビゲーション画面の [Accounts] をクリックして、データ グリッドにて口座を選択します。
  2. [Exchanges] - [FIX Order Gateway] をクリックします。

    「取引所プロパティ」セクションが表示されます。

  3. 以下の欄を設定します。
    • Clearing Account: 取引所に送信された注文操作の FIX Tag 1 の TT 送信口座値を上書き変更します。ユーザー定義の口座名を入力します (最大12文字)。既定でユーザーの送信口座は Tag 1 に送信されます。
    • Custom Field 1: FIX タグ 17001 で取引所に送信される自由形式欄。最大255文字までサポートされています。
    • Custom Field 2: FIX タグ 17002 で取引所に送信される自由形式欄。最大255文字までサポートされています。
    • Custom Field 3: FIX タグ 17003 で取引所に送信される自由形式欄。最大255文字までサポートされています。
    • Custom Field 4: FIX タグ 17004 で取引所に送信される自由形式欄。最大255文字までサポートされています。
    • Custom Field 5: FIX タグ 17005 で取引所に送信される自由形式欄。最大255文字までサポートされています。
    • Direct Electronic Access (D.E.A): 別の情報源からやダイレクト アクセス、スポンサー アクセスから注文が送信されたかどうかが示されます。有効値:
      • None
      • はい
      • いいえ
    • FIX Tag 1724 として取引所に送信されます。
    • Trading Capacity: 自分の口座 (DEAL)、一致プリンシパル (MTCH)、またはその他の取引許容枚数 (AOTC) での操作が表示されます。有効値:
      • Deal
      • Match
      • Any other capacity
      FIX Tag 528 として取引所に送信されます (注文の容量)。
    • Liquidity Provision: マーケット メイキングの表示。有効値:
      • None
      • はい
      • いいえ
      FIX Tag 2594=2 として取引所に送信されます。
    • Commodity Derivative Indicator: 注文がリスク軽減のためのヘッジ目的であるかどうかの表示。有効値:
      • None
      • はい
      • いいえ
      Sent to the exchange as FIX Tag 2594=3.
    • Investment Decision ID: 取引の決定を行ったユーザーまたは会社。登録 ID/ショート コードを入力します。FIX Tag 452=122 + 448 として取引所に送信されます。
    • Execution Decision ID: 注文を発注したユーザーまたは会社。登録 ID/ショート コードを入力します。FIX Tag 452=12 + 448 として取引所に送信されます。
    • Client ID: 顧客の ID。顧客のリーガル エンティティ IDを入力します (LEI/ショートコード).FIX Tag 452=3 + 448 として取引所に送信されます。
    • Execution Firm: 口座を管理する会社やユーザーを識別します。ユーザー定義の値を入力します。
    • FIX Tag 452=1 + 448 として取引所に送信されます。
    • Client ID Type: 注文を発注するクライアントのタイプを識別します。「Firm」または「Natural Person」のいずれかを選択します。
    • Free-form 1-20: TT や FIX クライアント アプリケーション ユーザーに対して生成できる、オプションのユーザー定義欄。これらmp値は取引所に送信されませんが、[Order Book] (注文一覧)、[Fills] (約定状況)、[Audit Trail] (システム履歴) ウィジェットと、FIX Drop Copy 記録にて表示されます。
    • Apply to all sub-accounts: 会社が副口座や口座を作成して別の会社と共有し、副口座に親口座の取引所欄を適用できるようにします。これにより、共有親口座に追加された副口座に異なった値が含まれていなくて、また値が取引所に送信されるようにします。各欄の横のチェックボックスを有効にして、必要に応じて値を適用します。チェックが有効の場合、会社や共有会社が追加した副口座で値を変更することは一切できません。
    • Lock sub-accounts: 会社が副口座を作成したり、別の会社と口座を共有して、副口座の取引所欄で値をロックできます。副口座がより特定の注文タグ設定の一致を使って設定されている場合でも可能です。これにより、共有親口座から作成された子口座 (副口座) に異なった値が含まれていなくて、また値が取引所に確実に送信されるようにします。チェックが有効の場合、会社や共有会社が追加した副口座で値を変更することは一切できません。: [Lock sub-accounts] 設定を有効化するには、[Apply to all sub-accounts] 設定を欄に有効化する必要があります。
    • Client Can Override: 取引アプリケーションや API から注文を発注する際に、この欄の値を指定変更できるかどうかを決定します。このチェックボックスを有効にして、欄のロックを解除し、ユーザーが値を指定変更できるようにします。チェックがオフの場合、欄はロックされていて、ユーザーは値を変更できません。

    : FIX 注文ゲートウェイ口座欄は注文タグ設定として設定することもできます。

  4. [Save Changes] (変更の保存) をクリックします。

FIX 注文ゲートウェイ ユーザーの設定

  1. 左ナビゲーション画面の [Users] をクリックして、データ グリッドにてユーザーを選択します。
  2. [Exchanges] - [FIX Order Gateway] をクリックします。

    「Order Routing」タブが表示されます。

  3. 以下の欄を設定します。
    • Operator ID: 第三者システムを通じて取引所に送信された注文操作にてユーザーを識別します。FIX Tag 50 として取引所に送信されます。ユーザー定義の値を入力します (最大20文字)。この欄は必須です。
    • Self Match Prevention: 取引所のセルフマッチ防止サービスを使って識別子を設定します。 取引所が提供または登録する「SMP ID」を入力します。FIX Tag 7928 として取引所に送信されます。この欄は 12 文字までサポートしています。
    • Text A: FIX Tag 16556 にマップされているユーザー定義の文字欄であり、各注文操作で取引所に送信されます。これは、第三者接続にとって必須の欄です。
    • Text B: FIX Tag 16557 にマップされているユーザー定義欄であり、各注文操作で取引所に送信されます。これは、第三者接続にとって必須の欄です。
    • Text B: FIX Tag 16558 にマップされているユーザー定義欄であり、各注文操作で取引所に送信されます。これは、第三者接続にとって必須の欄です。
    • Max Order Rate: ユーザーが接続別に入力できる、1最大注文数 (秒) を設定します。この限度は、取引所定義の注文率の最大を超過できません。

    : FIX 注文ゲートウェイ ユーザー欄は注文タグ設定として設定することもできます。

  4. [Save Changes] (変更の保存) をクリックします。