TT® プラットフォームは SGX OTC 注文をサポートしています。TT の Blocktrader ウィジェットを使って以下の注文を発注できます。
掲示注文 (One Sided Orders)
取引相手として一覧されている1人の参加者から別の参加者に掲示された注文。取引相手が一度マッチする半分を買注文または売注文を発注すると、注文が報告されます。
両側注文 (Two Sided Orders)
買側の参加者と売側の参加者が、同じ注文メッセージ内に設定されている注文。
[Blocktrader] ウィジェットは、SGX で OTC 注文を発注するにあたって以下の部分で構成されています。
コンポーネントは以下の通りです。
Exchange selector (取引所セレクター): TT でサポートされている報告を含んだ取引所を一覧しています。
Trade Type Selector (注文タイプ セレクター): 取引所に対してサポートされている OTC 注文タイプを一覧しています。この場合、掲示注文 (One Sided) と両側注文 (Two Sided) 注文です。
Price (価格): 掲示注文 (One-Sided) または 両側注文 (Two Sided)の価格を設定します。価格はキーに組み込まれているか、矢印を使って調節できます。
Quantity (枚数): 合計取引枚数を示します。
Price per leg (レッグ別価格): 既定ではオフになっていますが、スプレッド限月が使用される際に、Price per leg オプションが有効化されます。
Use text for counterparty: これが有効の場合、ドロップダウンから事前に設定されたオプションを選択する代わりに、[Counterparty
] 欄に手動で値を入力できます。
Instrument Picker: 限月を検索して取引の発注に選択できます。
SGX Trade Fields: 取引所により要件づけられている欄を変更できます。選択した注文タイプに基づいて欄が表示されます。
Confirm Order and Submit: 選択したオプションで注文を発注します。
[Confirm Order] が有効になっていると、発注には2クリックする必要があります。
Side: 買い手または売り手を設定します。
Customer Profile (顧客プロファイル) (オプション): [Customer Profile] リストの下に [Setup] に定義された、利用可能な注文プロファイルのドロップダウン リスト。
TT Account (TT 口座): 注文を執行するための口座を設定します。買い手や売り手としてユーザーに割り当てられた口座はドロップダウンに一覧されます。
Counterparty: Setup で定義された取引相手参加者コードのドロップダウン リスト。
注: この欄は取引相手の文字の使用のボックスを有効にすることで、手動で上書きできます。
Clearing Acct: 買い手または売り手の取引所清算口座値を入力します。
Text TT (オプション): 取引所に送信されていない文字を追加できますが、TT システムの注文で維持されます。
報告タイプ
SGX で注文を発注するには
[Blocktrader ] ウィジェットを開き、取引所セレクターから SGX を選択します。
取引タイプ セレクターから取引タイプを選択します。
掲示注文 (One Sided)
両側注文 (Two Sided)
ウィジェットの上で限月ピッカーを使用して、限月を選択します。
ウィジェットの中央のSGX 取引欄を設定します。
[Customer Profile] (顧客プロファイル) を選択します。プロファイルが選択されていない場合は、既定のプロファイルが使用されます。
取引を執行する TT 口座を選択します。
[Counterparty] (取引相手) を選択します。取引所の事前設定メンバーはドロップダウンに一覧されます。または [Use text for counterparty] (取引相手の文字を使用) をクリックし、手動で値を入力します。
[清算口座] (Clearing Account) を入力します。
[Text TT] に、取引に関するすべての備考を残します。
[Report Type] (報告タイプ) を選択します。
欄はレビューのためロックされます。
[Confirm] をクリックします。
選択内容が正確であるかを確認します。
[Submit] をクリックします。
2人のブローカーの取引は、両者が一致する半分の注文や両方 (買いと売りの両方) を提出した際に報告されます。
買い手または売り手のいずれかが、一致するワークフローに対し取引報告を開始できます。
売り手が取引報告を開始すると...
買い手は [Trade Capture Report] (取引取得報告、TCR) メッセージを通じて通知され、取引報告を承認できます。買い手が通知に反応せず、取引報告を個別に送信した場合、システムは買い手の一致する取引報告を検出しようとします。
買い手が取引報告を開始すると...
売り手は TCR を通じて通知されません。代わりに、売り手は、該当する買側に一致しているシステムにて、取引報告を個別に送信する必要があります。