[Blocktrader] ウィジェットは、TT で ICE と ICE_L 取引所で以下の OTC 注文の発注をサポートしています。
OTC 注文を発注する前に、以下の内容を完了してください。
Blocktrader は、ICE と ICE_L の OTC 注文を送信するのに必要なコンポーネントで構成されています。

画像には以下の内容が表示されています。
複数レッグ限月を含んだブロック注文やクロス注文の場合、Blocktrader には限月の各レッグが表示され、各レッグのカスタム価格を設定できます。最良買値と売値が選択した限月で表示され、[price per leg] は既定で有効となります。
Blocktrader には各レッグに入力したカスタム価格に基づいて正価格が表示されます。枚数、最良買、最良売もレッグごとに表示されます。

ICE OTC 注文を発注するには
スプレッドやストラテジーの場合、複数レッグ限月を含んだ ICE OTC 注文を参照してください。
ベーシス注文に関しては、ICE_L のベーシス注文の Blocktrader 欄を参照してください。
[Confirm order] が有効の場合、取引所に注文を発注する前に注文を確認します。
クロス注文: 注文を受信する際に、取引所は [Audit Trail] (システム履歴) に表示されるクロス メッセージの要求を配信します。取引所が定義した時間 (例: 10 秒) が経過した後、注文が送信されます。
Blocktrader では、取引所で取引されるスプレッドやストラテジーを使った ICE と ICE_L OTC 注文をサポートしています。ICE でクロス注文やブロック注文を発注する際、スプレッドやストラテジー レッグごとにカスタム価格を設定し、取引所に取引の正価格を発注できます。

複数レッグ限月を含んだ ICE OTC 注文を発注するには
選択した限月の各レッグが表示されます。
注: [Price per leg] 設定が既定で有効化されています。
[Confirm order] が有効の場合、取引所に注文を発注する前に注文を確認します。
クロス注文: 注文を受信する際に、取引所は [Audit Trail] (システム履歴) に表示されるクロス メッセージの要求を配信します。取引所が定義した時間 (例: 10 秒) が経過した後、注文が送信されます。
以下の表には、ICE と ICE_L の OTC 取引を発注する際の、一般的な欄を表示しています。
| Blocktrader 欄 | 値 | 説明 | 
|---|---|---|
| Side (サイド) | 買い手または売り手を設定します。 | セルをクリックして、注文の各サイドに買い手または売り手を決定します。 | 
| 顧客プロファイル | 利用可能な顧客注文タグの既定のドロップダウン リスト。 | Setup に定義された注文プロファイルを含んだ顧客のみが [Customer Profile] (顧客プロファイル) リストに表示されます。この欄はオプションです。 | 
| TT Account | 買い手または売り手に特定の口座を設定します。 | この口座は、注文パネルで選択した口座の代わりに、買い手または売り手に使用されます。ユーザーに割り当てられたすべての口座はドロップダウン メニューに表示されます。両サイドのクロス注文で必須です。 | 
| Clearing Account (清算口座) | 買い手または売り手の取引所清算値を入力します。 | 取引会社や清算会社により生成された、固有または共有のバックオフィス ID を設定します。この ID は発注中に作成され、最大12文字を設定できます。会社は各トレーダーに固有の ID を割り当てたり、複数のトレーダー間で ID を共有したり、1人のトレーダーに複数の ID を割り当てることができます。タグ 9207 として取引所に送信されます。顧客口座リファレンス ID は SMA の場合オプションで、LMA には必須となります。 | 
| Account Type (口座タイプ) | ドロップダウン メニューから ICE 取引所口座コードを選択します。 | 注文ルーティングと清算に使用される口座のタイプを定義します。取引所定義の口座管理コードをドロップダウン メニューの1つから選択します。LMA 口座に必須です。FIX Tag 9195 として取引所に送信されます。 | 
| CTI | この口座を使って発注する予定のユーザーのタイプを設定します。 | この値は FIX Tag 9208 として取引所に送信されます。ドロップダウン メニューから顧客識別子 (CTI) の値の1つを選択します。LMA-US/Canada に必須です。 | 
| Clearing Firm (清算会社) | 各売買側のギブアップ口座情報を入力します。 | ギブアップ注文の各売買側に入力する清算会社の識別子は、ICE が作成して、適切な清算会社に割り当てた数値である必要があります。会社によっては、固有の ID が割り当てられた地域の法人で成り立っています。 この欄は、注文の両サイドで必須です。 | 
| Exch Acct (取引所 口座) | 買い手または売り手の清算口座を入力します。 | この欄により、タグ 440 値を定義して、Setup の ICE と ICE_L で設定された「Exchange Account」値を上書き変更できます。この値は タグ 440 を生成し、ICE と ICE_L 取引所に送信されます。 | 
| Delayed Publication (遅延パブリケーション) | 「delayed publication」として注文を発注します。 | 取引所により即時にパブリッシュされていない ICE と ICE_L でのホールセール注文を発注できます。遅延の時間は取引所により設定されます。 | 
以下の例は、ICE クロス注文を示しています (ギャランティード クロス注文にも同じ欄が生成されます)。

以下の例は ICE 取引所のスワップ注文を示しています。

注: ベーシス注文を送信するには、ICE と ICE_L の Blocktrader 欄に一覧されている欄をすべて入力する必要があります。ベーシス注文に関しては、以下の表示に示した追加欄も入力する必要があります。
| Blocktrader 欄 | 説明 | 
|---|---|
| Leg Security Type (レッグ セキュリティ タイプ) | オプションで、以下の銘柄タイプの1つを選択します。先物、オプション、スポット | 
| Leg Security ID (レッグ セキュリティ ID) | レッグ セキュリティ タイプが選択されている場合はオプションです。 | 
| Leg Security ID Source (レッグ セキュリティ ID ソース) | 現物キャッシュ レッグの ISIN コード。レッグ セキュリティ タイプが選択されている場合はオプションです。 | 
| Leg Memo (レッグ メモ) | レッグ セキュリティ タイプが選択されている場合はオプションです。 | 
| Leg Qty (レッグ枚数) | レッグ セキュリティ タイプが選択されている場合はオプションです。 | 
| Leg Price (レッグ値) | レッグ セキュリティ タイプが選択されている場合はオプションです。 | 
以下の例は、Blocktrader に記録されているベーシス注文を示しています。
