Blocktrader

MEFF クロス注文

MEFF クロス注文

Blocktrader ウィジェットを使って、MEFF でクロス注文を発注できます。これらの取引は MEFF の OTC 注文であるので、クロス注文により生成された価格は中央の注文一覧には含まれず、[注文一覧] で直近値は約定により更新されません。MEFF クロス注文を発注するのに、オプションの RFQ タイマーが Blocktrader で利用できます。

MEFF の Blocktrader 表示

[Blocktrader] ウィジェットは、MEFF でクロス注文を発注するにあたって以下の必須の部分で構成されています。

コンポーネントは以下の通りです。

  1. Exchange selector (取引所セレクター): TT でサポートされているでサポートされている OTC 注文を扱う取引所を一覧しています。
  2. Trade Type selector (取引タイプ セレクター): 選択した取引所でサポートされている OTC 注文タイプを一覧しています。注文タイプ セレクターは既定で「クロス」になっていて、灰色表示になります。
  3. Order profile セレクター: 取引所への注文の送信に使用する口座を含め、注文設定を行います。

    [Order Profiles] ウィジェットで選択された顧客のみが [Customer] (顧客) 欄リストに表示されます。

  4. Price (価格): クロス注文の価格を設定します。上下矢印を使って価格を設定することもできます。
  5. Quantity (枚数): 合計注文枚数を示します。
  6. Price off tick (価格オフティック): これが有効な場合、表示値よりも小さなティックサイズをサポートしている銘柄に対し、レッグごとにオフティック値を入力できます。
  7. IOI: クロス注文を発注する前に、「Indication of Interest」のメッセージを1人以上のメンバーまたはすべての取引所参加者に送信します。[Auto RFQ] 設定により、クロス注文の「クォートの要求応答」が送信され、設定した時間の間隔が経過すると、自動的に注文が送信されます。
  8. Instrument Picker (限月ピッカー) : 限月ピッカーを使って、発注された限月を検索して選択できます。
  9. MEFF Cross Trade 欄: 取引所により必須付けられている欄を入力できます。
  10. Confirm Order and Submit (注文の確認と発注): 注文を発注する前に注文を確認できます。[Confirm Order] が有効の場合、確認をクリックすると、[Submit] をクリックする前にユーザーは注文の詳細を確認できます。
  11. Message Indicator (メッセージ インジケータ―): 注文が取引所に無事に送信されたかどうかを示します。

MEFF クロス注文の発注

MEFF のクロス注文は通常、買側と売側で異なったメンバーが関わっています。注文はメンバーまたは執行ブローカーのいずれかが発注できます。クロス注文に関しては、買側と売側の両方のメンバーが明白に承認を行う必要があります。IOI は MEFF クロス注文の場合オプションです。

以下の例では、先物限月の MEFF クロス注文のための Blocktrader の設定を示しています。

MEFF クロス注文を発注するには

  1. [Blocktrader] ウィジェットを開き、取引所セレクターから [MEFF] を選択します。

    : 注文タイプ セレクターは既定で「クロス」になっていて、灰色表示になります。

  2. ウィジェットの上部で [Instrument Picker] を使って限月を検索して選択します。
  3. 注文の枚数と価格を設定します。
  4. [Buyer] と [Seller] 列をクリックして、注文の売 買側を設定します。
  5. オプションで、口座セレクターから口座を選択します。
  6. Blocktrader にて 共通の必須欄を入力します。
  7. オプションで、注文を発注する前に、[Auto RFQ] タイマーを設定するか、IOI を送信します。
  8. [Submit] ボタンをクリックします。

    [Confirm order] が有効の場合、取引所に注文を発注する前に注文を確認します。

MEFF クロス注文の一般欄

Blocktrader では、MEFF クロス注文を発注するのに以下の欄が使用されます。

説明

Side (サイド)

Buyer (買側)

Seller (売側)

取引のポジションが、オープンかクローズかを設定します。列見出しをクリックして、売買側を切り替えできます。

Customer Profile (顧客プロファイル)

利用可能な注文プロファイルのドロップダウン リスト。

取引の顧客注文プロファイルを設定します。Setup に定義された注文プロファイルを含んだ顧客のみが [Customer Profile] (顧客プロファイル) リストに表示されます。この欄はオプションです。

TT 口座

Account Number (口座番号)

注文に使用する口座名または口座番号を設定します。「none」を選択していると、注文プロファイルの送信口座が執行口座として使用されます。タグ 1 として取引所に送信されます。これは、売側と買側の両方にとって必須の欄です。