ADL の概要

ADL の概要

ADL のアルゴ

ADL のアルゴでは以下のように、視覚的なプログラミング ロジックが示されます。

  • 入力値を取得する機能的なブロックの集合は、各ブロックの機能に基づいて計算を行い出力を生成します。
  • ブロック間でデータが流れる方法を指定する一組のエッジ

ブロックとエッジがどのように一緒に作動するかを知るには、利用可能な枚数が、ユーザー定義の値以下になった場合に、反対のインサイドマーケットですべての利用可能な枚数に対して、買注文を発注するように設計された、以下のアルゴに注目してください。

ADL の概要

目的を達成するため、アルゴは以下のブロックとコネクターを使用します。

  • アルゴの目的は、マーケットに注文を発注することなので、取引所に買注文を発注するには [Order] ブロックが必要です。注文は、[Order] ブロックに入力として表示される、限月と注文価格、注文枚数が最小限でも必須です。

  • [Order] ブロックの [inst] 入力を識別するには、アルゴは [Instrument] ブロックを使用します。この場合、アルゴを毎回起動するたびに、ユーザーが限月を選択できるように [Instrument] ブロックは設定されています。

  • [Order] ブロックの [price] 入力と [qty] 入力を指定するため、アルゴには2つの [Field] ブロックが含まれています。これらのブロックは [Instrument] ブロックに接続されているので、ユーザー定義の限月から、最良買値と枚数のライブ マーケット データを取得することができます。

  • [Order] ブロックにはまた、特定の条件が満たされた場合にのみオプションでブロックを有効化するために使用できる、[on/off] 入力が含まれています。この場合、[on/off] 入力は必ず、最良買値の利用可能な枚数が、ユーザー定義値以下である場合にのみ、アルゴが注文を発注するようにします。値を計算するには、アルゴは [Number] ブロックを使って、ユーザーから希望するしきい値枚数を取得します (または既定の 20 枚を使用します)。[Less Than] ブロックは、[Field] ブロックと [Number] ブロックから入力を取得し、[Order] ブロックの [on/off] 入力コネクターに渡された Boolean (ブール) 値を出力します。値が真の場合は、最良買の利用可能な枚数がユーザー定義値より少ないことを示し、アルゴは [Order] ブロックを有効化するので注文を発注できます。