MX

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MX の概要

TMX グループの一部であるモントリオール取引所 (MX、Montreal Exchange) は、1874年に設立された、カナダで最も古い取引所です。1999年までには、MX はカナダで唯一の金融デリバティブ取引所となりました。2000年10月1日には営利企業団体となり、2001年には北米で最初に電子取引を導入した、伝統的な取引所となりました。

MX 取引所 API

TT®は、以下をサポートしています。

  • 価格: HSVF (SOLA)
  • 注文: SAIL

マッチング エンジン

MX は SOLA® 電子取引プラットフォームを通じて、またマッチング (取引) エンジンを通じてマッチングを提供しています。SOLA 取引エンジンはオンタリオ州マークハムに配置されています。

マッチング アルゴリズム

MX は、価格と時間の優先 (FIFO) とオープニング マッチング アルゴリズムで注文のマッチングを行っています。

MX アンチウォッシュ機能のサポート

TT は注文のセルフマッチを阻止するための MX アンチウォッシュ機能をサポートしています。アンチウォッシュ機能は、両方の側に同じアンチウォッシュ ID キーが含まれている限り、「ウォッシュ トレード」取引に関与する不本意な行為にふれないように、参加者や参加者のクライアントを保護します。キーはユーザー定義で、Setup にて各ユーザーに設定されます。

アンチウォッシュは [Users] タブにてユーザーごとに設定されます。各ユーザーにとって、[Exchanges] をクリックして、[MX] を選択し、アンチウォッシュ ID とアンチウォッシュ指示オプションを設定します。

Setup で生成されると、TT では、ユーザーが取引所に送信するすべての注文メッセージにおいて、SAIL 欄の [Anti-Wash Id] と [Anti-Wash Instruction] に、「AntiWashID」 と 「AntiWashInstruction」が生成されます。

注文の変更に関しては、約定待ち注文からのもとのアンチウォッシュ ID と指示が取引所に送信されます。約定とクォートの確認にもユーザーのアンチウォッシュ ID が含まれます。

TT でアンチウォッシュ機能を使用する際は以下の内容を考慮してください。

  • TT は、ユーザーに AntiWashId が生成されると、空白の AntiWash 指示と一緒に注文を拒否します。
  • アンチウォッシュ ルールが、取引所によりネイティブ サポートされている、すべての指値注文タイプや成行注文タイプ、識別子、制限、期日に適用されます。ただしコミット注文やストップ注文は例外です。
  • 機能は、オープン取引セッション及びプレオープン取引セッションの限月で利用できます。そして注文の取り消しが可能となります。

接続オプション

TT® プラットフォームでは取引所への接続を提供しているので、取引所に接続のオプションについて問い合わせる必要はありません。  TT に接続するための接続オプションについての詳細は、TT アクセスを参照してください。