2つ以上の個々のウィジェットを統合して、1つのウィジェット グループを作成することができます。ウィジェット グループは1つのタイトルバーを表示し、1つの存在として管理できるので、個々のウィジェットに行うのと同様に、グループのサイズ変更やポジションの調整、削除を行うことができます。以下の例では、各自の取引スタイルに合わせて、ウィジェットをウィジェット グループに統合させる幾つかの方法を紹介しています。最初の例は、1つのウィジェットにて注文と約定を示しています。各ウィジェット グループの内容はタイトルバーに表示されます。
次の例は [Market Grid] で注文を発注する際に使用するウィジェット グループを示しています。
最後の例は、現在の板情報とヒストリカル データに基づいて注文を発注する際に使用するウィジェット グループを示しています。
グループ内の各ウィジェットは、それぞれの機能を維持します。上記の例の [Chart] と [MD Trader] では、チャート形式と間隔の調整や、MD Trader ウィジェットでの注文の発注ができます。グループ内で、論理親ウィジェットは、自動的にグループ内の子ウィジェットを更新できます。例えば、[Market Grid] (銘柄情報)、[MD Trader]、[Time and Sales] (歩み値) でグループを作成する場合、[MD Trader] と [Time and Sales] で表示された限月は、[Market Grid] で選択した限月と自動的に同期化されます。
ウィジェット グループを頻繁に使用する場合は、再使用可能なカスタム ウィジェットとして保存すると、使用する際に新たに作成しなくてもすぐに使用できます。カスタム ウィジェットとしてウィジェット グループを保存すると、[Widgets] メニューを追加してすばやくアクセスでき、検索結果に含まれます。
注: 限月をカスタム ウィジェットと一緒に保存しないようにすると、別の限月を使用する場合に簡単に再使用できて、より柔軟性をもたせることができます。