合成注文とは、取引所に注文を送信する TT 内で管理される注文です。合成注文は、取引所に発注する親注文と子注文で構成されています。TT では、以下を含む様々な合成注文をサポートしています。
[Order Book] (注文一覧) には、親注文の下にネストする子注文をもつ合成注文が表示されます。
ADL アルゴ親合成注文ADL アルゴ親注文には [Exch] の [ALGO] が表示され、[Contract] 列と [Type] 列にアルゴ名 (Limit w Offset) が一覧表示されます。
この例では、親注文が 1つの子指値注文を管理しているのが分かります。
TT 注文タイプの合成親注文。TT 注文タイプの親の注文には、[ Exch] 列に取引所名の後にアスタリスク (CME*) が表示され、[Type] 列に TT 注文タイプ (TT Time Sliced) が表示されます。
この親注文は、その下の行に表示される 3つの指値子注文を管理しているのが分かります。
Autospreader 親注文。Autospreader 親注文には、[Exch] 列に [ASE] が表示され、[Contract] 列にスプレッド名 (ZBZN) が表示されます。
ここで、親注文は 2つの指値子注文を管理しているのが分かります。
[Order Book] を使って、親注文を縮小表示して子注文を非表示にすることができます。
[TTOrderID]、[ParentID]、[Child Orders] 列ではまた、親合成注文と関連子注文を識別するための情報を提供しています。