注文の管理
注文の管理
約定待ち注文は、MD Trader で変更または取り消しできます。約定待ち注文を変更するには、ドラッグ ドロップ操作で異なった価格帯に移動するか、約定待ち注文欄でその注文をクリックして、[簡易注文一覧] を起動します。注文の取消しは、約定待ち注文列の注文をクリックするか、[注文画面] の取消しボタンを使ってできます。
ドラッグ&ドロップでの注文の変更
ドラッグ&ドロップで注文を変更するには
- 特定の価格帯で、約定待ち注文の価格に対応する [Work] セルで、マウスの右ボタンのクリックを保持します。
- 希望の価格まで注文をドラッグし、マウスの右ボタンを離します。この操作で、その価格帯のすべての注文の価格を変更できます。
MD Trader での簡易注文一覧の起動
[MD Trader] で [簡易注文一覧] (Floating Order Book) を起動するには
- [MD Trader] で約定待ち注文を中央クリックします。注文の詳細が表示された [簡易注文一覧] が表示されます。
- [簡易注文一覧] にて、WrkQty (約定待ち枚数)、価格、TrgPrc (トリガー値) を変更できます。また [Cxl] アイコンをクリックして、注文を取り消すか、[Algo] アイコンをクリックして、アルゴを起動して注文を管理できます。
価格帯での複数注文の合計枚数の軽減
同じ価格帯で複数の注文の約定待ちをしている場合は、これらの注文の合計枚数をすばやく減少させることができます。TT は新しい注文を削除し始めるので、残りの注文の合計枚数が希望する合計枚数に一致するまで、優先順位の最良ポジションを維持できます。
たとえば、価格帯 10、20、30 の 3つの約定待ち注文を発注し、その価格帯の合計注文枚数が 60 であるとします。その後、合計で30枚の限月の注文を約定待ちするとします。TT は 30枚の注文 (最新の注文) を削除し、合計を 30枚にします。逆に、大きな枚数順に同じ注文を発注した場合 (30、20、10)、TT は 10枚、20枚の注文を削除して、30枚の注文を残します。必要に応じて、TT は注文の最新の残枚数を変更して、希望の合計枚数にします。
この機能は、以下の注文タイプにのみ対応しています。
- 指値 (Limit)
- ストップ指値 (Stop Limit)
- ストップ成行 (Stop Market)
- TT ストップ (TT Stop)
価格帯で全注文の合計枚数を減少させるには
- 1つ以上の約定待ち注文がある価格帯の約定待ちセルを右クリックします。その価格帯の注文の現在の合計約定枚数を示す入力ボックスが表示されます。
- 希望する新しい少な目の合計枚数を入力し、 をクリックします。枚数を減らすことは可能ですが、枚数を増やすことはできないことに注意してください。合計約定待ち枚数が更新されます。
- 希望に応じて、[簡易注文一覧] (Floating Order Book) を表示して、残りの約定待ち注文を確認できます。
注: 簡易注文一覧を使って、合計注文枚数を減らすこともできます。
MD Trader で注文を取り消すには
MD Trader で注文を取り消すには
- 特定の価格帯で注文を取り消すには、希望の価格帯の [Work] 列でセルの約定待ち注文をクリックします。この操作で、その価格帯のすべての注文を取り消しできます。
- 複数の注文を削除するには、[MD Trader] ウィジェットの注文画面の [CXL] ボタンの1つをクリックします。
- CXL S: 選択した限月の約定待ち売注文をすべて取り消します。
- CXL All: 選択した限月のすべての注文を取り消します。
- CXL B: 選択した限月のすべての約定待ち買注文を取り消します。
注: 口座ごとにフィルターする場合は、その口座の注文のみが取り消されます。