TT プラットフォームの MiFID II サポート

ユーザー アルゴ管理

ユーザー アルゴ管理

Setup アプリケーションでは、各自のアルゴを展開して実行できるユーザーを管理できる機能を会社の管理者に提供しています。

口座ごととユーザーごとのアルゴ注文アクセス許可と制限に加え、[Setup] は以下のアルゴ管理機能を提供しています。

  • [User] - [Settings] タブの [Requires Permissions to Run Own Algos] と [Algo Approver] 設定。
  • 左ナビゲーション パネルの [Algos] タブの承認オプション。
  • [Accounts] (口座) - [Users] (ユーザー) タブと [Users] (ユーザー) - [Accounts] タブの [ADL Algo Approval Required] 設定。

アルゴ許可

ユーザーにアルゴ管理を提供するには、[Users] - [Settings] の [Algo Permissions] の2つのチェックボックスを利用できます。

[Requires Permissions to Run Own Algos] チェックボックスは、ユーザーが承認なしでもアルゴを展開できるかどうかを制御します。既定で、すべての既存のユーザーにはこのオプションが無効になっていますが、新規ユーザーはこのチェックボックスが有効になっています。有効の場合、ユーザーは未承認のアルゴを実行できず、また ADL で [Deploy] オプションを通じてアルゴを送信して承認を得る必要があります。無効の場合、ユーザーは承認を得なくてもアルゴ注文アクセス許可が有効化された口座を使ってアルゴを実行することができます。

[Algo Approver] チェックボックスを使って、ユーザーは承認のため送信されたすべてのアルゴの名前を表示でき、各アルゴを「承認済み」または「未承認」として表示されます。既定で [Setup] 管理者のアクセス許可はこのオプションが有効化されていますが、会社のその他のユーザーにアルゴ承認者のアクセス許可を設定できます。

[ADL Algo Approval Required] 設定では、ユーザーが承認がなくても口座で ADL アルゴ注文を発注できるかどうかを定義します。このオプションがオフの場合、選択したユーザーは選択した口座でアルゴの承認が必須ではなくなります。

アルゴ タブ

オプションのアルゴアクセス許可をサポートするため、左ナビゲーション パネルの [Algos] タブでは、会社のユーザーに ADL アルゴを承認できる機能を提供しています承認を得るため送信された各アルゴには、アルゴ名、タイプ、ステータス、所有者、バージョン、そしてアルゴを「承認」または「却下」するオプションが含まれています。

ユーザーに 「Requires Permissions to Run Own Algos」 (各自のアルゴを実行するアクセス許可が必須) 設定が有効化されている場合、アルゴを実行する前にそのアルゴが [Algos] タブで承認されている必要があります。ユーザーが承認を求めて送信したアルゴのみこのセクションに表示され、[Algo Approver] 設定が有効化されているユーザーのみが承認できます。

ユーザーが ADL でアルゴの展開を試みた際に承認者が必須である場合、ポップアップ ウィンドウが表示され、ユーザーが会社やブローカーに承認を求めてアルゴを送信することができます。一度送信されると、アルゴは承認を得るため [Setup] に表示され、アルゴの承認者がそれを承認できます。承認されたアルゴは [Trade] アプリケーションのユーザーの ADL ダッシュボードに表示され、マーケットで起動できます。