TT® プラットフォームにて、MiFID II コンプライアンスのサポートは以下の方法で設定できます。
MiFID II 欄は、すべての取引所で注文プロファイルを通じてユーザーや口座に適用できます。最初は EU の取引所のみサポートしていましたが、トレーディング・テクノロジーズは TT のすべての取引所に対して MiFID II コンプライアンスのサポートを提供します。
TT Mobile では、MiFID II コンプライアンスのサポートは、リスク管理者が Setup アプリケーションの [Order Tag Defaults] を使って設定を行います。
トレーダーは [Trade] アプリケーションで使用するのと同じ口座を使って TT Mobile で発注できます。トレーダーの口座に Setup で MiFID II 値が割り当てらてた [Order Tag Defaults] がある場合、これらの値は TT Mobile を通じて注文で取引所に送信されます。
以下の表は、TT で設定可能な MiFID II 欄を説明しています。
以下の表の欄は、[Trade] アプリケーションの [Order Profile]、[Audit Trail]、[Fills]、[Order Book] ウィジェットでも表示されます。
注: MiFID II 欄は取引所ごとに異なります。注文プロファイルに MiFID II 欄を追加する際、取引所別の MiFID II 注文欄を参照してください。
MiFID II 設定 | 説明 |
---|---|
Direct Electronic Access (D.E.A) | 注文がダイレクト アクセスまたはスポンサー アクセス、 または他の情報源のいずれから送信されたかを設定します。有効値:
|
Trading Capacity | 自分の口座 (DEAL)、一致プリンシパル (MATCH)、またはその他の取引許容枚数での操作が表示されます。有効値:
|
Liquidity Provision | マーケット メイキングの表示。有効値:
|
Commodity Derivative Indicator (C.D.I) | 注文がリスク軽減のためのヘッジ目的であるかどうかの表示。有効値:
|
Investment Decision ID (投資決定 ID) | 取引の決定を行ったユーザーまたは会社が表示されます。ショート コードを入力します。 |
Execution Decision ID | 注文を発注したユーザーまたは会社。ショート コードを入力します。 |
Client ID (クライアント ID) | 顧客の ID。ショート コードを入力します。 |
MiFIDID | ICE のみ.MiFID II プロファイル ID。MiFID 注文タグ 9700-9706 全部の代わりに単一コードを使用し登録する会社にとって必須です。[Trade] アプリケーションの 「Text C」欄に表示されます。 |
Registered Trader | NASDAQ_EU のみ。取引所で登録されているトレーダー ID。MiFID II に関しては、Direct Electronic Access (DEA) はトレーダー ID レベルで設定され、取引所別に登録されています。 |
Client Country | LME のみ。クライアントの場所を識別します。ドロップダウン リストから国を選択します。[口座タイプ] が「Client ISA」または「Client OSA」のいずれかの場合、この設定は必須です。 |
Decision Maker | LME のみ。第三者の投資決定メーカーのショートコードを入力します (該当時のみ)。[口座タイプ] が「Client ISA」または「Client OSA」のいずれかの場合、この設定は必須です。452 PartyRole = 122 を含む Tag 448 として取引所に送信されます。 |
Client ID (House) | LME のみ。MiFIDID ショート コードを入力します。この設定は必須です。452 PartyRole = 3-ClientID を含む Tag 448 として取引所に送信されます。 |