JPX

JPX

JPX 接続の追加

注文や約定に関して JPX に接続するには、2つのタイプのセッションを設定することができます。

  1. TTF: 同じセッションにおける注文と約定の両方を処理する取引所接続。JPX で取引するには TTF 接続が必須です。
  2. TTO: 注文操作を発注のための、別の取引所接続。複数の TTO 接続を追加できます。各 TTO の約定は TTF 接続をつうじて別々に受信します。

1つの TTF 注文接続を使用する場合、TT プラットフォームは、取引所の TTF 接続を通じてすべての注文と約定のデータを送信します。この場合、[Connections] タブの TTF セクションのみに接続情報が含まれます。

2つ以上の TTO 注文接続を使用する場合、TT プラットフォームは、取引所の TTO 接続を通じてすべての注文を送信する一方、TTF 接続は約定と一部の注文データを処理します (マーケット ステータスの変更、ストップ トリガー等)。TTO 注文接続をさらに追加した場合、TT プラットフォームは各 TTO 接続間で、自動的に負荷分散を行う一方、TTF 接続は約定と注文のデータを受信し続けます。

JPX 接続を追加するには

  1. 左ナビゲーション画面の [Connections] をクリックします。
  2. [+New Connection] をクリックします。
  3. [General Settings] (全般設定) セクションにて設定を行います。

    • Connection enabled: この設定をオンにして接続を有効化します。この設定をオフにして接続を無効化します。
    • Name: これは、接続の作成に必須の欄です。
    • Exchange: JPX を選択します。1接続に1取引所のみ設定できます。

    • [Type] 欄で既定の設定を使用します。

  4. 接続ごとに以下の JPX 取引所設定を行います。

    警告: TT で JPX 接続を設定する際、取引所が提供する「BC (ブロードキャスト メッセージ) 制限付き」取引タイプのユーザー ID を TTO のみとして設定してください。TTF の「BC 制限付き」ユーザー ID を使用すると接続に障害が生じます。

    TTF 設定:

    • User ID: 注文と約定のためのユーザー ID (取引所提供) を設定します。この欄は必須です。

    • Password: TTF 注文接続のためのパスワードを設定します。この欄は必須です。

    • Primary IP: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要 IP アドレスを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。

    • Primary Port: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要ポートを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。

    • Secondary IP: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ IP アドレスを設定します。

    • Secondary Port: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ ポートを設定します。

    注文セッションを追加するには、[+] をクリックして TTO タブを追加し、そのタブの設定を行います。

    TTO 設定:

    • User ID: 注文セッションのためのユーザー ID (取引所提供) を設定します。この欄は必須です。

    • Password: TTO 注文接続のパスワードを設定します。この欄は必須です。

    • Primary IP: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要 IP アドレスを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。

    • Primary Port: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要ポートを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。

    • Secondary IP: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ IP アドレスを設定します。

    • Secondary Port: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ ポートを設定します。

    各 TTO タブは連続の数字が設定されています (例 TTO_1)。TTO タブを除去するには [Delete Tab] をクリックするか、TTO タブ セクションの右端の [X] をクリックします。

    [Additional Settings] (追加設定) セクションにて、以下の設定を行います。

    • Drop Copy Only: この接続がすべての注文メッセージと約定メッセージを処理するか、またはこの接続から発信されたメッセージのみを処理するかを設定します。

      有効な場合、接続は、接続やユーザー、または元のメンバーシップに関係なく、取引所から受信したすべての注文や入力メッセージを処理します。接続が処理する注文メッセージと約定メッセージの範囲は、接続の取引所ログイン ID の取引所側の権限によってのみ制限されます。

      無効の場合、接続は、この接続から発信された注文メッセージや約定メッセージのみを処理します。

    • Max Order Rate (orders/sec): (オプション) ユーザーが1接続ごとに発注できる、最大注文数 (毎秒) を設定します。この限度は、取引所定義の注文率の最大を超過できません。

    • Contact Email (問合せ先電子メール): オプションで、TT が必要時に会社に連絡するための、お客様の主要な連絡先情報を追加できます。

  5. [Create] をクリックします。データ グリッドで接続を選択して、[Settings] タブで接続設定を確認できます。

  6. [Account] タブをクリックして、接続に既存の口座を割り当てます。1つの接続に複数の口座を追加できます。

    1つ以上の口座が割り当てられるまで、接続は有効になりません。

  7. [Save Changes] をクリックします。