HKEx に接続して注文と約定を行うには、2つのタイプのセッションを設定することができます。
1つの TTF 注文接続を使用する場合、TT プラットフォームは、取引所の TTF 接続を通じてすべての注文と約定のデータを送信します。この場合、[Connections] タブの TTF セクションのみに接続情報が含まれます。
2つ以上の TTO 注文接続を使用する場合、TT プラットフォームは、取引所の TTO 接続を通じてすべての注文を送信する一方、TTF 接続は約定と一部の注文データを処理します (成行ステータスの変更、ストップ トリガー等)。TTO 注文接続をさらに追加した場合、TT プラットフォームは各 TTO 接続間で、自動的に負荷分散を行う一方、TTF 接続は約定と注文のデータを受信し続けます。
HKEx 接続を追加するには
Exchange: [HKEx] を選択します。1接続に1取引所のみ設定できます。
[Type] 欄で既定の設定を使用します。
接続ごとに以下の HKEx 取引所設定を行います。
TTF 設定:
User ID: 注文と約定のためのユーザー ID (取引所提供) を設定します。取引所 API で user_s 欄にマップされています。この欄は必須です。
Password: TTF 注文接続のためのパスワードを設定します。この欄は必須です。
Primary IP: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要 IP アドレスを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。
Primary Port: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要ポートを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。
Secondary IP: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ IP アドレスを設定します。
Secondary Port: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ ポートを設定します。
Disaster Recovery IP: (オプション) フェイルオーバー中にセッションに接続するための、取引所が提供する災害時の回復 IP アドレスを設定します。
Disaster Recovery Port: (オプション) フェイルオーバー中にセッションに接続するための、取引所が提供する災害時の回復ポートを設定します。
注文セッションを追加するには、[+] をクリックして TTO タブを追加し、そのタブの設定を行います。
TTO 設定:
User ID: 注文セッションのためのユーザー ID (取引所提供) を設定します。この欄は必須です。
Password: TTO 注文接続のパスワードを設定します。この欄は必須です。
Primary IP: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要 IP アドレスを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。
Primary Port: 注文セッションを取引所に接続する為の、主要ポートを設定します (取引所提供)。この欄は必須です。
Secondary IP: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ IP アドレスを設定します。
Secondary Port: (オプション) 主要 IP アドレスが利用不可の場合、セッションに接続するためのバックアップ ポートを設定します。
各 TTO タブは連続の数字が設定されています (例 TTO_1)。TTO タブを除去するには [Delete Tab] をクリックするか、TTO タブ セクションの右端の [X] をクリックします。
[Additional Settings] (追加設定) セクションにて、以下の設定を行います。
After Hours Trading /Order Session Management: HKEx T セッション (日中) と T+1 セッション (取引時間後取引または 「AHT」)。以下のうちの1つを選択します。
Default: 注文と一緒に発注された TIF または TIF+ を使用するための接続を設定します。TIF+ 注文は取引時間後の取引 (AHT) に有効化されていて、任意の取引セッション中に発注できます (T または T+1)。TIF 注文 (「+」の 接尾辞なし) が AHT に無効化されるので、T セッション中にのみ発注できます。
AHT Disabled: T と T+1 セッションで発注されたすべてのての注文は AHT に対して無効化されます。T セッションの最後に、すべての約定待ち GTD (Day) 注文が取り消され、注文一覧から除去されます。そして約定待ちの GTC と GTDate 注文は非アクティベートされ、注文一覧で保留にされます。約定待ちの GTC と GTDate 注文は、次の T セッションのはじめに再有効化されます。
AHT Enabled, all working GTD, GTC and GTDate orders persist into T+1: T と T+1 セッションで発注されたすべての注文は AHT では有効化されます。T セッションの最後に、すべての GTD (Day)、GTC、GTDate 注文は T+1 セッションにロールされます。
AHT Enabled for T+1 Session: T セッションで発注されたすべての注文は AHT では無効化され、T+1 セッションで発注されたすべての注文は AHT では有効化されます。T セッションの最後に、すべての約定待ち GTD (Day) 注文が取り消され、注文一覧から除去されます。そして約定待ちの GTC と GTDate 注文は非アクティベートされ、注文一覧で保留にされます。T セッションからの約定待ちの GTC と GTDate 注文は、次の T セッションのはじめに再有効化されます。
AHT Enabled for T+1 Session, T session GTC/GTDate orders persist into T+1: T+1 セッションで発注されたすべての注文は AHT では有効化されます。T セッションの最後に、すべての約定待ち GTD (Day) 注文が取り消され、注文一覧から除去されます。しかしすべての約定待ちの GTC と GTDate 注文は T+1 セッションにロールされます。T セッションで発注された GTD (Day) 注文は、AHT では無効化され、T セッションで発注されたすべての GTC や DTDate 注文は AHT では有効化されます。
Drop Copy Only: この接続がすべての注文メッセージと約定メッセージを処理するか、またはこの接続から発信されたメッセージのみを処理するかを設定します。
有効な場合、接続は、接続やユーザー、または元のメンバーシップに関係なく、取引所から受信したすべての注文や入力メッセージを処理します。接続が処理する注文メッセージと約定メッセージの範囲は、接続の取引所ログイン ID の取引所側の権限によってのみ制限されます。
無効の場合、接続は、この接続から発信された注文メッセージや約定メッセージのみを処理します。
Max Order Rate (orders/sec): (オプション) ユーザーが1接続ごとに発注できる、最大注文数 (毎秒) を設定します。この限度は、取引所定義の注文率の最大を超過できません。[Additional Settings] (追加設定) セクションにてこの設定を行います。
Contact Email (問合せ先電子メール): オプションで、TT が必要時に会社に連絡するための、お客様の主要な連絡先情報を追加できます。
[Create] をクリックします。データ グリッドで接続を選択して、[Settings] タブで接続設定を確認できます。
[Account] タブをクリックして、接続に既存の口座を割り当てます。1つの接続に複数の口座を追加できます。
注 1つ以上の口座が割り当てられるまで、接続は有効になりません。