注文管理アルゴ (OMA) は、1つまたは1つ以上の注文を管理して制御できるアルゴです。OMA が注文を制御する場合、注文の価格や枚数を更新するなど、内部ロジックを使用して取引所の注文を管理します。OMA はまた、別の注文が約定すると、1つの注文の枚数を取り消したり減少させるなど、管理している別の注文での操作に基づいて、管理している1つの注文を変更することもできます。
ADL にて既存の注文を使用して、独自のカスタム OMA を作成できます。管理する OMA に注文を選択する方法に基づいて、以下の OMA のタイプを作成できます。
すべての OMA は、[Order Book] (注文一覧) ウィジェットから起動できます。アルゴにより必須づけられている注文数を選択して、OMA を選択して管理できます。次に希望に応じてアルゴのパラメータを指定し、[Order Book] から直接 OMAを起動します。
選択した注文に対し OMA を起動する際、新規の親注文が作成され、選択済みの注文が、OMA 親注文により管理されている子注文に変換されます。
MD Trader の [Floating Order Book] から、1つの既存の注文に対してや、同じ価格帯にある複数の既存の注文に対して OMA を起動することもできます。
OCO 公開 OMA は、[Order Book] や [Floating Order Book] ウィジェットから起動できる、[Order Book OMA] の例です。
TT では、MD Trader の OMA 注文を動的に作成できる、「注文作成」モードで実行する OMA をサポートしています。[Order Book OMA] とは異なり、これらの OMA を使って既存の注文や新規の注文を OMA 注文に追加することができます。1つの MD Trader ウィジェットから、注文作成 OMA を開始して約定待ち注文を選択し、OMA が管理する新規の注文を送信します。また別の MD Trader で、異なった限月間で注文を選択または追加することもできます。
MD Trader 注文タイプ ドロップダウン, から OMA を選択する場合、注文作成モードが有効化され、以下のとおりになります。
OMA を起動した後、OMA 注文に追加された新規注文は約定待ち状態におかれ、マーケットで有効になります。
Conditional、OCO 2、MinVol TT パブリック OMA は MD Trader 注文作成 OMA の例です。