歩み値

歩み値データ

歩み値データ

[Time & Sales] (歩み値) ウィジェットでは、選択した限月の実行中の注文の記録を、逆日付順に表示します。ウィジェットは限月の期日が切れると自動的に除去します。

ユーザーはウィジェット画面の下部までスクロールして、[Time & Sales] (歩み値) の履歴データにアクセスできます。TT の [Time & Sales] ウィジェットは、現在のセッションだけでなく、すべてのセッションからの取引データの履歴を維持して表示します。

  • 各新規入力は一覧の上部に追加され、ウィジェット画面が下方向に自動スクロールします。
  • 一覧を手動でスクロールして古いデータを確認すると、自動スクロールがオフにされます。
  • ウィジェット画面の上部の赤色の線は、上にスクロールして追加情報を表示できることを示しています。
  • 自動スクロールに戻るには、ウィジェット画面の上部にスクロールします。

[Price] 列と [Qty] 列のフィルターを使って、最小値または最大値を満たす枚数や価格の注文のみを表示することができます。例えば、[Time & Sales] (歩み値) を設定して、3900.00 ~ 3901.50 の価格の ES 限月注文のみを表示できます。

: [Price] 列にフィルターを適用させる前に、「限月」ごとにウィジェットをフィルターしてください。

[Time & Sales] (歩み値) で銘柄レベルでマーケット データを表示している場合、銘柄で取引所が追加した新規の限月は自動的にウィジェットで表示されます。例えば、CME で ES ストラテジーのマーケット データを表示している際、この銘柄で取引所にて新規に作成され取引されるユーザー定義のストラテジーは [Time & Sales] で自動的に表示されます。

歩み値の枚数フィルター

[Time & Sales] ウィジェットの [Qty] 列は 4レベルの枚数フィルターをサポートしています。

フィルター レベルには以下が含まれています。

  1. Global: ウィジェット内で選択したすべての銘柄のライブ データ ヒストリカルデータの両方に、Qty フィルターを適用します。
  2. Product: 銘柄ごとにライブ更新を適用します。
  3. Type: 銘柄タイプごとにライブ更新を適用します。
  4. Instrument: 限月ごとにライブ更新を適用します。

銘柄レベルのフィルターは利用可能な限月を表示するのに拡大できます。フィルターは、ウィジェットに追加された銘柄を簡単に検出できるように既定で縮小されます。

: 特定フィルターと一般的フィルターの両方に値が設定されている場合、般フィルターが特定フィルターにより指定変更されます。限月レベルフィルターはもっとも特定といえます。

各欄をクリックして、必要に応じて最大値と最小値を追加または変更します。値を除去するには、欄の横の 「X」 をクリックします。

歩み値の統合枚数

[Time & Sales] (歩み値) 設定の [Highlight aggregated quantity cells] (集約枚数セルの強調表示) を有効化すると、1秒蓄積の時間枠内で統合した、複数の注文で構成される枚数を識別できます。強調表示の配色は、ウィジェットの [Colors] (配色) 設定を使ってカスタマイズできます。

また1秒の時間枠内で注文を蓄積する際に、統合枚数セルにマウスをポイントすると、各注文枚数のポップアップ リストを表示できます。リストには集約枚数を構成する、最新の注文が最大20個まで表示されます。