[Order Profiles] ウィジェットを使って、TT の発注ウィジェットに値を入力する既定注文設定を作成できます。管理者が設定したプロファイルに加え、取引所や銘柄、銘柄グループ、銘柄タイプに基づいて、画面のルールを入力して、自分のカスタム注文プロファイルとローカル既定設を定義して適用できます。注文タイプや最大注文サイズ、有効期限の制限など、注文に適用できるプロファイル欄を定義することもできます。
ウィジェットを開くには、ツールバーの [Edit] をクリックして、[Order Profiles...] を選択します。
[Order Profiles] を開く際、既定のプロファイルが表示されます。管理者が設定したプロファイルも表示されます。既定のプロファイルは、[Order Profiles] ウィジェットが閉じられていると、削除することも有効化することもできません。
ヒント: 1つのワークスペース ウィンドウにおいて複数の [Order Profiles] ウィジェットを開くことができます。
[Order Profiles] ウィジェットを使って、取引に有効にするルールを設定できます。選択した [Order Profile] で注文を発注する際、[Trade] アプリケーションは、銘柄や取引所、銘柄グループ、銘柄タイプの重要欄に基づいて、ベスト マッチ ルールを検索します。ベスト マッチ ルールの変数欄には、起動済みの発注ウィジェットにて値が入力されて表示されます。
MD Trader または [Order Ticket] を起動する際に、[Order Profile] で選択したプロファイルのベスト マッチ ルールに基づいて、これらのウィジェットの値も入力されます。[Order Profiles] ウィジェットが起動されていない場合、<Default> プロファイルのベスト マッチ ルールが使用され発注ウィジェットの値が入力されます。
「Autospreader」 (ASE) に設定された [Exch] を含むプロファイル ルールに対し設定された口座は、Autospreader 親注文と、すべてのレッグにて口座として値入力されます。口座が Autospreader プロファイル規則に対して空白である場合、親口座ではスプレッドの最初のレッグに対しベスト マッチ規則として値入力されます。またレッグ口座では各レッグのベストマッチ規則に基づいて値入力されます。
注文を発注する際、注文が取引所に送信されると、TT サーバーにより、管理者が設定した値が、[Order Ticket] や [MD Trader] の任意の空白欄にて自動的に生成されます。
また [Order Ticket] や [MD Trader] にて変更した欄により、注文の発注時に管理者設定が上書き変更されます。
ヒント: 注文発注時に注文プロファイルを選択するには、[Order Ticket] や [MD Trader] にて注文プロファイル ドロップダウンを表示できるオプションがあります。この設定を有効化するには、[Preferences] - [Orders] にて 「Show order profile dropdown」 をオンにします。
注文テンプレートはワークスペースにアップロードされた注文プロファイルに含めて、発注時に適用させることができます。テンプレートをサポートしている注文タイプで、アップロード済みの注文プロファイルを選択すると (TT アイスバーグ等)、注文タイプとテンプレートは [Order Ticket] と [MD Trader] で自動的に値が入力されます。
リスク管理者が Setup でプロファイルに MiFID II 欄が設定されている場合、プロファイルが [Order Profiles] の左画面に表示されます。そのプロファイルを取引に選択する場合、MiIFD II 欄 が注文に適用され、取引所に送信されます。管理者が設定した MiFID II 欄を含むプロファイルは、[Order Profiles] ウィジェットで編集できません。
各列の説明に関しては 注文プロファイルの設定 を参照してください。