最初のアルゴ作成

最初のアルゴ作成

エントリ ロジックのテストTesting the entry logic

本トピックでは、エントリ注文ロジックをテストして、アルゴが希望のエントリ注文を送信するかどうかを確認できます。アルゴのテスト手順にて、以下の内容を実行します。

  • テスト環境を設定します。そしてアルゴの操作を監視できるようにします。
  • デモ取引マーケットでアルゴを実行し、アルゴが注文を正しく発注することを確認します。
  • アルゴを起動する前に、異なった注文枚数を指定することや、アルゴの実行中に枚数を変更することで、ユーザー定義の変数をテストします。

テスト環境の設定

アルゴをテストする際、TT のワークスペースの横に ADL を開いておくことが望ましいです。このワークスペースではデモ取引環境が設定され、[MD Trader] と [Audit Trail] ウィジェットが含まれている必要があります。TT ワークスペースに表示されたアルゴにより発注された注文が表示されます。これで、アルゴが予定どおりに作動していることを確認できます。

テスト環境を設定するには

  1. デモ取引環境で TT ワークスペースを起動して、ADL のアルゴの近くで発注します。
  2. アルゴで指定した既定の限月に対し [MD Trader] ウィジェットを開きます。
  3. [Audit Trail] ウィジェットを開き、アルゴ操作の録画を再生できます。

アルゴの実行

エントリ注文ロジックの最初のテストは、アルゴで指定した既定値で、アルゴがマーケットに正確に注文を発注するかを確認することです。ADL でアルゴを起動して、[MD Trader] にてマーケットに注文を発注するのを観察します。また [Audit Trail] にて記録されているメッセージの確認を探します。

アルゴを実行するには

  1. [ADL] にて、[Instrument] ブロックを選択し、選択した口座が [MD Trader] にて有効な口座に一致しているかどうかを確認します。

  2. ADL メニューバーにて、再生ボタン をクリックしてアルゴを開始します。
  3. アルゴが最良買でエントリ注文を発注したことと、注文が正確な枚数で約定待ちしていることを確認します。

    1. [Entry Order] ブロックの [wrk qty] 出力ポートに、5 (既定の [Entry Order Qty] 値) が表示されます。
    2. [MD Trader] は、5 枚の約定待ち枚数が示されます。
    3. [Audit Trail] には、アルゴが最良買で発注したことが示され、またマーケットが動いた際に、再価格設定されたことを示しています。
  4. ADL メニューバーにて、再生ボタン をクリックしてアルゴを停止してリセットします。

    : アルゴを停止すると、約定待ち注文は自動的に取り消されます。

ユーザー定義変数のテスト

アルゴのテストが完了し、マーケットに正確に注文を発注することを確認できると、アルゴ内のユーザー定義変数も正確に作動するかどうかを確認する必要があります。このテストに関しては、アルゴを開始する前に、[Entry Order Qty] を既定値以外の値に変更します。アルゴの実行中に枚数を変更すると、マーケットでの約定待ち枚数も変更されることを確認します。

ユーザー定義の注文枚数をテストするには

  1. アルゴが停止していることを確認します。必要に応じて 再生ボタン をクリックします。
  2. [Information Panel] (情報パネル) にて、[Variables] タブをクリックして、アルゴにより使用された変数を表示できます。

  3. [Variables] タブにて、[Entry Order Qty] ブロックの [Value] 欄をクリックし、異なった値を入力し、[Apply] をクリックします。すばやく完全約定しないように、大き目の枚数を選択することをお勧めします。この例では 100 を使用します。

  4. ADL メニューバーにて、再生ボタン をクリックしてアルゴを開始します。
  5. アルゴが最良買でエントリ注文を発注したことと、注文が正確な枚数で約定待ちしていることを確認します。

    1. [Entry Order] ブロックの [wrk qty] 出力ポートには 100 が表示されます。
    2. [MD Trader] は、100 枚の約定待ち枚数を示しています。
    3. [Audit Trail] には、アルゴが最良買で発注したことが示されます。
  6. アルゴが実行中の際に、[Entry Order Qty] を低い数値に変更して [Apply] をクリックします。

  7. アルゴが注文枚数を新しい値に変更したことを確認します。

    1. [Entry Order] ブロックの [wrk qty] 出力ポートに、新規の値 (既定の [Entry Order Qty] 値ではない値) が表示されます。
    2. [MD Trader] には、新規の約定待ち枚数が示されます (この場合50)。
  8. 再生ボタン をクリックしてアルゴを停止し、約定待ち注文を取り消します。

アルゴのエントリ注文ロジックのテストをすべて完了できました。これでアルゴを更新して、エントリ注文の約定が発生すると、価格や枚数データを取得することができます。