TFX

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TFX の概要

東京金融取引所 (TFX、Tokyo Financial Exchange) は、日本の金融先物取引法に基づいて 1989年4月に設立されました。日本での取引及び取引所の法律の改正に続いて、TFX は 2007年、金融先物取引所からより総合的な金融取引所に変革されました。2010年4月までには、TFX は 40 以上の利子率先物メンバーと 20 以上の FX 証拠金取引、清算メンバーで構成されるようになりました。

TFX は社内での清算機能を有しています。すべての取引に関しては、清算会社としての取引所機能は、取引相手会社として機能し、他の取引会社による義務の遂行が確実に行われるように配慮されています。TFX は市場参加者から証拠金を徴収し、取引の信頼性を確保しています。そして TFX 市場で行われたすべての限月の清算を請け負っています。

TFX 取引所 API

TT®は、以下をサポートしています。

  • 価格: ITA ウェーブ マルチキャスト
  • 注文: FIX 5.0

マッチング アルゴリズム

取引所はプレオープン中は指値注文と MOO (Market on Open) 注文のみ受け付けています。受け付けられた注文は取引開始 (マーケット オープン) 時の1つの価格で同時にマッチされます。

マーケット オープンにて、以下の優先順位で注文のマッチングが発生します。

  • 指値注文
  • ベース価格での MOO (Market on Open)
  • 指値注文とベース価格での MOO (Market on Open)

取引セッション中、TFX は注文マッチングに価格・時間の優先順位アルゴリズムを使用します。価格と時間の優先順位で、高い買値 (または安い売値) が優先されます。価格が同一の場合は、先に発注された注文が優先されます。

TT の TFX ギブアップ サポート

取引所のギブアップ機能を使用するには、会社の TFX 参加者コードを送信口座に設定する必要があります。ユーザーが口座を使って注文を送信する際、参加者コードにより識別された会社に、注文が自動的にギブアップされます。

TFX のギブアップ口座を設定するには、TFX 口座の追加を参照してください。

板情報

TT は取引所が提供する最大20価格帯の集約板情報をサポートしています。

TFX 取引時間

TFX では、プレオープン セッション、日中 (前場) セッション、制限付きセッション、日中 (後場) セッション、そして銘柄によっては夜間セッションの5つの取引時間帯を提供しています。

以下の表には TFX で利用できる一般的な取引期間を示しています。すべての時間は日本標準時間で表示されています (UTC+9:00)。

取引所セッション

時間 (日本標準時間 UTC+9)

プレオープン

8:45-9:00

日中 (前場) セッション

9:00-11:30

制限付き (Pull/Volume 制限のみ) 期間

11:30-12:30

日中 (午後) セッション

12:30-15:30

夜間セッション

15:30-20:00

プレクローズ

19:58-20:00

クローズ

20:00-22:00

日中最終

22:00

備考

銘柄別の特定の取引時間は TFX ウェブサイト

Http://www.tfx.co.jp/en/trading/trading1.shtml をご確認ください。

TFX 取引セッションと取引ステータス

以下の表には TFX で利用可能な様々な限付きのステータスを表示しています。

成行ステータス

説明

プレオープン

発注: プレオープン中、全くマッチングが発生しなかった場合、しかし、トレーダーは指値注文 (GTC と GTDate を含む) と MOO 注文のアウトライトとオプションとスプレッドを発注することができます。さらに、トレーダーは注文を変更して削除できます。

マーケット データ: プレオープン価格により銘柄の直近値に影響が及ぶことはありません。またプレオープンで見られた価格により、取引セッションの高値と安値に影響が及ぶことはありません。

ステータス変更: 日中 (後場) セッションの前にプレオープンのみ発生します。取引所はプレオープンからオープン状態にシームレスに変化させます。

オープン

発注: オープン状態の場合、通常の発注とマッチングが発生します。プレオープン中に発注された MOO 注文は、取引所の執行ルールによると、有効とされます。

マーケット データ: 約定済み注文は、直近値と直近枚数を更新します。さらに、オープン状態で執行された注文の価格のみが取引日の高値と安値に影響を及ぼします。

ステータス変更: 取引所は午前、午後、夜間セッションのはじめにオープン状態に入ります。日中セッションから夜間セッションに変化する時、また夜間セッションから引け状態に変化する時、取引所は以前のセッションで発注されたすべての GIS (Good in Session) 注文を取消します。午後から夜間セッションに変化する際に、すべての限月はオープン状態で保持されます。

プレトレード (制限付き)

発注: トレーダーは既存の注文の出来高を取消しか減少のみ行えます。

マーケット データ: プレトレード状態の注文に変更を行っても、マーケット データには影響が及ぼされません。

ステータス変更: 取引所はプレトレードからオープン状態にシームレスに変化させます。

クローズ

発注: トレーダーはクローズ状態では注文を発注できません。クローズ状態は夜間セッションの後にのみ発生します。クローズの後、取引所は全ての取引を停止し、清算データを配信します。またすべての GTC/GTDate 以外の注文は取引所の注文一覧から取消されます。

マーケット データ: 各銘柄の終値は終値列に反映されます。

ステータス変更: 取引所はクローズ状態に入る2分前にプレクローズのメッセージを配信します。