ヘッジ マネージャー

Hedge Manager の概要

Hedge Manager の概要

[Hedge Manager] ウィジェットでは、1つのウィジェット内にすべての Autospreader ヘッジ注文を表示できる上、様々な方法で未約定のヘッジ注文に操作を行うことができます。ウィジェットで直接、約定待ちヘッジ注文の取消や変更ができる他、[MD Trader] をすばやく起動させたり、既定の操作ボタンを使ってすばやく操作を行い、[Order Management Algorithm] (OMA) を接続させて、未約定のヘッジ注文を管理することができます。

ヘッジ注文が生成されると、ウィジェットに自動的に追加されます。ヘッジ注文が約定した場合、または削除された場合、注文はイタリック体で表示され、非アクティブ (無効) となります。

スプレッドがポスト ヘッジ ルールを定義した場合、これらのルールは引き続き実行され、このロジックに基づいてヘッジ注文の監視と変更が行われます。例えば、価格帯の枚数が 100 枚を超過した場合に、1ティックをペイアップするポスト ヘッジ ルールを、スプレッドが定義した場合を想定します。スプレッドからヘッジ注文を変更して、1ペイアップ ティックなど、ルール操作をトリガーさせた場合、さらに1ティックのペイアップを行って、ルールは注文に変更を加えることになります。

同様に、ポスト ヘッジ ルールは OMA より優先されることになります。ポストヘッジ ルールを含むスプレッドの約定待ちヘッジ注文に対して OMA を起動した場合、注文がルールで変更されると、OMA は注文を管理しなくなります。