ジャンプ ブロック

ジャンプ ブロック

ジャンプ ブロックの概要

[Jump] ブロックは、エッジを含むキャンバスを散乱させることなく、アルゴリズム中の様々な場所でユーザーが配置できる、ブロック入力と出力を示したものです。[Jump] ブロックは、ブロックの出力を示すアンカー Jump ブロック (緑色矢印) と、別のブロックの入力を示す複数の宛先 Jump ブロック (ピンクの矢印) の2つの部分で構成されています。2つのブロック間でペアと直接エッジを置き換えることができます。

TT では、アルゴを作成する際に [Jump] ブロックを使用することを推奨しています。これらを使ってまた、キャンバスでアルゴを整理して外見をきれいに保たせることができる一方、ブロックのロジックの通り道を容易にたどることができます。

Jump ブロックの一般用途

[Jump] ブロックは一般的に 2つの目的に使用されます。

  • アルゴの反対側のブロックに接続することで、アルゴの大半の部分間でエッジを実行せずにすみます。

    [Jump] ブロックを使用して離散イベント メッセージを別のブロックに送信します

  • 交差するエッジを追跡しなくても、ブロック中に入る値を見やすくすることができます。

    : [Jump] ブロックを使って読み取り機能を向上できます。

Jump ブロックの使用ルール

以下のルールは、[Jump] ブロックの動作で優先されます。

  • ブロックの出力のみが別のブロックに「ジャンプ」できます。
  • アンカー Jump ブロック (緑色の矢印) または宛先 Jump ブロック (ピンクの矢印) をコピーして貼り付けることで、ユーザーは、宛先ブロック (ピンクの矢印) の複数のコピーを作成することができます。
  • [Jump] ブロックを、連続出力と離散イベント メッセージ出力の両方に適用できます。
  • [Jump] ブロックは仮想ブロックの境界線を越えることはできず、グループ ブロックの境界線のみ超えることが可能です。
  • 元の変数とアンカー Jump ブロックを一緒にコピーして貼り付け、両方の新規のコピーを作成します。